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2022.08.01
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2022.08.01
2022年、アウトソーシングテクノロジーは経営体制を一新。SS事業本部でソリューション技術部の部長を務めていた齋藤拓哉が、新たに同事業本部のトップに就任した。齋藤は、システム開発を検討している企業へコンサルティング段階から関わり、OSTechが直接、開発を受注する体制作りを推進してきた立役者だ。今回は、これからSS事業本部を牽引していく齋藤本部長に、エンジニアのみなさんに向けて、メッセージを寄せてもらった。
齋藤 拓哉(SS事業本部 本部長)
入社:2018年
趣味:カメラ(被写体はおもに我が子)、Netflixで韓流ドラマを見る
「OSTechの組織力を活かすことで、より大きなプロジェクトを手掛けたい」「より大きなプロジェクトへの参画経験を通して、個々のエンジニアがさらにスキルアップ(成長)して欲しい」。これは、2018年に私がOSTechに入社したときから、ずっと抱いている想いです。この想いを形にするべく、入社後はお客様からの一次請案件拡大と上流から下流までワンストップで遂行可能な案件獲得に注力してきました。
そして、エンジニア出身の私がSS事業本部の本部長に就任した今、約5,000名のエンジニアと一緒にその想いを実現できるタイミングが来たと考えています。ひとりでも多くのエンジニアに、スキルアップ・キャリアアップできる機会を提供したい。そして、みなさんと一緒に新しいことに挑戦していきたいと思います。
私がエンジニアとしてキャリアアップしていくなかで、そのような考えにいき着きました。もともと、大学でAI(当時は「人工知能」って呼ばれてましたが)について学び、卒業後は、「学んだ知識を活かして、インターネットの普及に携わる仕事がしたい!」と、ISPの会社に入社。そこでは、お客様サポートやサーバ・ネットワーク設備の運用などを担当していたのですが、インターネット関連のテクノロジーが普及する前だったので、お客様から「サーバなどインフラ周りも含めたインターネット環境全体を構築するところまで対応してほしい」という依頼が徐々に増えてきて。
そのとき、「システム開発」という仕事の需要の大きさと面白さを実感。開発に専念しようと、SIerへ転職しました。当初は小さなプロジェクトに携わっていましたが、徐々にメンバーをマネジメントする立場になり、最終的には大規模案件を手掛けるまでに。ですがそのうちに、「これ以上大きな案件に携わるには、会社としての技術力が足りない」と感じるようになりました。
そこで、先進的なIT商材を多数取り扱う商社に転職。最新のテクノロジーを活用しながら、システムインテグレーションを行う事業部をゼロから立ち上げ、5年程で40億円以上を売り上げる規模にまで成長させることに成功したのです。でも、100億円の規模にまで事業を成長させるには、エンジニアの数が足りない。商社の事業部門では、エンジニアの採用力に限界がありますから。そこで、「エンジニアを多く擁している会社へ転職し、その組織力を活かして、もっと大きな仕事をみんなでしてみたい」と考え、OSTechに転職したのです。
まず、エンジニアの採用実績において、IT業界でトップクラスであること。世の中のエンジニア不足はますます深刻化しているので、OSTechの採用力は大きな強みですね。また、数多くのエンジニアが在籍している分、それだけ多数の案件に携わった経験があり、豊富な知見を蓄積できている点も強みでしょう。
これらの強みを活かして、SS事業本部として更なる成長を遂げるためには、より組織力を発揮すること。私自身、OSTech入社後は、システム開発を行うお客様からOSTechが開発業務を「直請け」して、組織として開発プロジェクト全体を引き受けていく案件を増やしたり、お客さまの本質的な課題を解決していくコンサルティング業務の開拓に力を入れてきました。いずれも、OSTechの組織力を最大限に発揮できるようにするためです。
<2021年4月(当時ソリューション技術部の部長)のインタビューで、それまでのOSTech内でのキャリア・ヒストリーも紹介しています!>
いくつかありますが、冒頭でお話しした「より大きなプロジェクトへの参画経験を通して、個々のエンジニアが更にスキルアップ(成長)して欲しい」というビジョンは、エンジニアの価値を高めるもののひとつです。私の好きな言葉に「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という某社が過去に社是として採用していた有名なものがあります。これは私の思想の根幹にある部分です。
エンジニアがスキルアップ・キャリアップすることでお客様に対して高付加価値を提供出来るようになる
↓
高付加価値に応じた対価をいただける
↓
会社の業績が上がる
↓
社員のみなさんに還元できる
エンジニアの成長は会社の成長ドライバーであるということです。
ほかにも既に試験的な取り組みを始めていて、今後はグローバルな展開も考えているところ。いずれはエンジニアに多様な働き方を提供できるようにしたいですし、他社に先駆けて実現することで、IT業界におけるOSTechの存在感を、もっと高めていきたいですね。
エンジニアのみなさんへスキルアップ・キャリアアップする機会をどんどん提供していきたいと思っていますが、みなさん自身がスキルアップ・キャリアアップしたいと踏み出してくれなければ、単なる片思いでしかありません。みなさん一人ひとりの成長をバックオフィスのみんなと力を合わせてしっかりとサポートしていきたいと考えていますので、ぜひ、先々を見据えて、意欲的に、かつ積極的に、スキルアップに取り組んでもらえればうれしいですね。