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2022.05.09

【イベントレポート】OSTech公式鳥人間コンテストチーム「Flower’s factory」At the beginnig

鳥人間コンテスト出場を目指し活動しているOSTech公式チームFlower’s factory(フロワーズ ファクトリー)が、新たな活動を始めています。
5回連続出場を目指す今年度、4月9日(土)には壮行会、10日(日)に機体お披露目会が開催されました。
参加したのは、メンバーや拠点長、採用部の部長などの約30名。昨年の活動を振り返り、今年度の活動内容を共有しました。当日の様子をお届けします。

応募のファーストステップは資料製作

Flower’s factory2022 チーム壮行会は、当初2022年1月に予定されていましたが、コロナウイルス感染拡大によるまん延防止等重点措置の発令に伴い、4月9日に延期。壮行会は、尼崎の活動拠点に近い、新大阪で開催されました。普段は全国各地の作業拠点で活動する主要メンバーが一堂に会し、昨年の活動を振り返り、今年の活動について情報共有しました。

会場に着いたら、なにはなくとも体温と血中酸素濃度の測定、体調の確認。そして会場に入ってまず眼に飛び込んでくるのが、2022年度の機体設計についてまとめた資料です。パネル状にまとめられたもの、応募資料、10分の1スケールモデルの数々が並べられています。

特に、応募のための書類の一覧は、この厚さ。

開いているこのページは、機体ではなく、なんとパイロットが訓練するための施設の設計図。(完成したものは後程登場します)飛行する機体を製作するということは基本の基、安全第一に、知恵と工夫でいかにして遠くまで飛ぶのか、ということをアピールするために重要な資料となっています。

設計は全国のメンバーがリモートで 翼の図面は札幌支店のエンジニアが作図

壮行会は、まず昨年の活動の振り返りから始まりました。

広報も協力してまとめた動画を視聴し、それぞれの活動拠点でどのような作業を積み重ねてきたのか、改めて確認します。OSTechは全国各地に15,000人を超えるエンジニアが所属。Flower’s factoryのメンバー100名も当然、全国に散らばっています。機体の設計は全国のメンバーがリモートで行い、翼の図面作図、尾翼の製作は札幌支店、東海エリアでは、0、1、2番翼、関東では3、4番翼を製作、機体の接続マウントやコックピットなどは尼崎作業場というようにそれぞれの場所で、それぞれのエンジニアができることをしています。
今回の壮行会に参加したメンバーも動画を見ながら、同じテーブルの参加者と一緒に自分たちが担った役割を噛み締めていました。

採用にもプラスの作用 採用部からのメッセージ

壮行会には、来賓として新卒採用部部長、R&D採用部から次長が参加。「学生の面接で“鳥人間に参加するにはどうしたらいいですか”と質問を受けることもあり、この活動が採用に与える影響を感じています。Flower’s factoryが活動することによって、それ以外のことにもチャレンジできる環境を作っていきたいですし、さらにはOSTechという会社のモノづくりのイメージがもっと広まり、社員の満足度も高まるきっかけになってほしい」と挨拶し、チームを激励しました。

来賓挨拶に続いて、班長やエリアリーダーから、今年の活動についての発表です。
設計主幹の豊田支店所属 澁谷さんから今年の機体についての説明、スケジュールの共有、製作主幹の堺東営業所 和泉さんからは「テストフライトをして揚力のデータ収集と翼形を改善したい」という決意の表明がありました。

式典が終了すると、久しぶりに集まった仲間で親睦会です。新型コロナウイルス感染症の拡大で、大会が中止になったり、大会はあっても来場者が限定されたり、なかなか直接会って話すことのできなかったこの数年。会場のあちこちで、製作の苦労に加えて、限定された活動の苦労を分かち合い、壮行会は終了しました。

2022年の機体初公開 片翼だけでも迫力満点!

翌日の10日(日)は、尼崎作業場での「機体お披露目会」です。前日の壮行会にも参加したメンバーたち、20名ほどが集合しました。それぞれのパーツは見ていても、組み上がった形を見られるのは、テスト飛行、大会当日に会場入りできる人だけ。特に遠くから参加している人たちは、どんな機体になるのか、どんな手順で組み立てられるのか、興味津々です。

そして作業場で気になるのが、そこにある道具や材料、工作設備。洗濯物干しと思しき棒や、不思議なパーツ、そしてこの天井収納!! ただの倉庫を自分たちでうまくアレンジして、作業場にしているのがわかります。

パイロット養成ブランコ!?

建物の隣に建設されていたのは、パイロットの訓練設備。前日の壮行会でお披露目されていた資料にあったあれです! コックピットを吊り下げ、パイロットが乗り込んで体重移動の感覚を養います。

Flower’s factoryが出場する部門は滑空機部門。琵琶湖の湖岸180mに特設された10mの高さのプラットホームから風のみを受けて飛行します。プラットホームから離陸した瞬間、機首は重力によって落下し、加速します。そのタイミングで揚力を得るため、機首を上向ける必要があります。ブランコはその機首を上げるためのトレーニングになります。

そして…空を飛ぶ滑空機には関係ないように思われますが、パイロットは“泳ぐことができる”というのが必須条件! どんなに長距離飛べたとしても、機体は最後に必ず着水します。着水後、自力で機体から泳ぎ出て来られなければパイロットにはなれないのです。その狭き門をクリアした精鋭は、このパイロット養成ブランコでの訓練が行われます。この日も機体組み立てが行われる横で、汗だくになりながらトレーニングを積んでいました。

全幅23m 総重量40キログラムの機体がお目見え!(半分だけ)

機体の組み立ては着々と進みます。
まずは機体を乗せる土台の準備から。ここで洗濯物干しが大活躍します。バラバラのパーツを固定する前に支えているのが洗濯物干し。パーツに合わせて高さも変えられるので重宝します!
骨組みとコックピットは一旦結束バンド(!?)で仮止め。今年の機体はおおよそ40kgほど、ペットボトルに水を汲んでおもりを作り、パイロットの体重とのバランスを見ます。バランスの確認が取れたらいよいよ片翼の組み立て。片翼とは言っても、全幅23mの機体なので10m以上あります。このそれぞれのパーツを全国各地の作業場で製作していたと思うと感慨深いですね。

書類審査の結果発表 2022年の活動

お披露目会の様子はここまで!これから先は、機体にPVC膜を張ったり、テスト飛行を行ったり、仕上げの作業に入っていきます。機体の組み立て訓練も必要ですね。

ここまで完成に近づいている機体。しかし、社内掲示板のお知らせでご存知の方もいらっしゃると思いますが…、2022年の書類審査は、不合格という結果でした。書類審査の合格率は7〜10%と言われているなか、4年連続で合格してきたのは奇跡に近いものがありました。
不合格だったからといって2022年の活動は止まりません。ここでストップさせるのではなく、次回大会へ向けて、今年の機体を使ったデータ収集が引き続き行われます。テスト飛行で数値を取り、その計測データは次の機体へ引き継がれます。

これまでの4回連続出場という実績から、大学チームの作業見学の依頼、サポートやアドバイスの依頼もいただいています。出場できなくても、やることはたくさんある!!
2022年の新入社員もすでに数名、見学に訪れていますし、今年も活発に活動することが予想されます。興味のある方はぜひ事務局にご連絡ください!

OSTech公式チーム「Flower’s factory」事務局では、ご意見やご質問をメールで受け付けています。どんな質問でも結構です。所属拠点と氏名を明記の上、下記までご一報ください。お待ちしております。

メールをくださった方の中から毎月10名にチームステッカーをプレゼントしています!
Flower’s factory(フロワーズ ファクトリー)事務局
E-mail : f-factory@ostechnology.co.jp

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