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2021.12.27

【イベントレポート】第1回 建設DX展に出展しました!

アウトソーシングテクノロジーは、2021年12月6日~8日に東京ビッグサイトで開催された「第1回 建設DX展」に出展しました。

建設DX展は、「ジャパンビルド 建築の先端技術展」内で開催された展示会で、建設業のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術が一堂に集結するもの。ゼネコン・サブコン・建設会社などが、製品の導入検討を目的に来場されるこの展示会は、製品の認知拡大や、お客様と直接お話ができる絶好の機会なんです。

今回は、建設DX展のOSTechブースの様子をレポートします♪

緊急事態宣言明けということもあり、会場はなかなかの人出!なんと、開催3日間で3万人以上(ジャパンビルド全体)の来場があったそうです。建設DXへの関心の高さが伺えますね。

OSTechのブースでは「現場の あれ・これ 効率化!」というキャッチコピーで、建設業界の業務効率化を支援する製品を紹介していました。

OSTechの建設業界向けソリューションとは

みなさんは、OSTechが建設業界向けの自社パッケージを持っていることをご存じでしょうか? 以前、WEB社内報でも紹介した新田さんも所属する、インダストリーエンジニアリング課(以下 IE課)では、「WIZDOM」「写真の達人2」という建設業界向けのパッケージソフトを開発・提供しています。

「WIZDOM」は、建設会社向けに提供している、工事書類の作成・管理を効率化するパッケージソフト。

建設現場では、契約書類から始まり、施工計画、施工体制、施工管理、安全書類等々…社内外向けに膨大な量の書類を取り扱っています。

品質管理やコンプライアンスの観点からも書類管理は重要であるものの、頻繁な書式変更・作成・承認・提出・保管といった数多くの手間がかかるため、作業者の大きな負担となっています。また、官公庁等への提出書類は、専門家との連携が必要となり、関係者間の情報共有が非常に重要です。

この「WIZDOM」を活用することで、常に最新データを関係者間で共有することが可能になります。展示会では、作業者の安全を管理するための労務安全書類「グリーンファイル」との連携や、クラウドストレージサービス「BOX」との連携など、新しい機能も紹介していましたよ!

そして、もうひとつの製品「写真の達人2」は、工事写真管理パッケージソフト。

建設現場や工事現場で工事工程の記録に使用する膨大な写真データを、その場で分類・保存することができ、撮影後の仕分け作業を大幅に短縮できます。さらに報告書の作成も可能です。

展示会では、電子小黒板機能や、iPhoneやiPadとの連携についても紹介していました。

従来の工事現場では、工事名・工事場所・略図など工事情報を書いた木製黒板やホワイトボードを、作業現場に配置しデジカメで撮影していました。こうしたアナログな黒板は、現場ごとに書き直す手間や持ち運びの手間、足場の悪い場所での撮影の危険性など、さまざまな課題を抱えていました。この従来の黒板をデジタル化したものが電子黒板なのです。

これらの工事情報がデジタル化され写真に紐づけられることで、写真の仕分けや検索も簡単にできるようになるんです。従来の手間を考えると、とても効率化が進んでいますね!

ARソリューションも建設現場で活躍

ブースには、イノベーションプラットフォーム部が提供しているARソリューションの展示も。

AR(拡張現実)とは、実際の風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示させることで、現実世界を仮想的に拡張する技術。日常的に耳にする機会も増えましたね。

昨今、建設業界においても、働き手の少子高齢化によりARを活用した作業の記録や遠隔支援など、業務のデジタル化が加速しています。

建設現場での使用イメージを高めるため、同じブースに出展していたグループ会社の共同エンジニアリングさんのヘルメットに、スマートグラスを装着していただきました。

※撮影用に被っていただきましたが、現場ではヘルメットのベルトを締めます!

このスマートグラスには、「声」で操作ができるARソリューションが搭載されています。

映像や音声による作業の共有はもちろん、手順書やドキュメントの参照、数字の入力も音声操作で行うことができるため、完全ハンズフリーで作業が可能になります。

写真ではわかりませんが、スマートグラス上には、PC画面と同じ画面が表示されています。とても近未来的ですね!

OSTechのブースには、3日間で900名以上の方にお越しいただき、大盛況のうちに展示会を終えることができました。IE課として建設系の展示会に出展するのは、実は初めての試み。ブースでは、お客様への説明に若手の開発メンバーが奮闘していました!

「普段は情報システム担当の方とお話しすることが多いのですが、展示会ではシステムに詳しくない方も多かったため、製品をいかに説明していくか勉強になりました」と語るのは、WIZDOMに開発エンジニアとして携わる安田さん。

同じく開発エンジニアの角井さんは「展示会という場で、5分~10分の間に興味を持っていただけるよう気を付けました。マニュアルは無かったので、お客様の反応を見ながら説明をしました。お話が終わって名刺交換した際に「開発担当の方だったんですね!」と驚かれることも(笑)」と展示会を振り返ります。

建設業界に携わるさまざまな企業の方々とお話しすることができて、参加したメンバーにとっても、とても勉強になる展示会となったようです。着実にDXが進む建設業界で、今後のIE課の展開も期待されます。

みなさん展示会お疲れさまでした!

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