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2020.07.20

【イベントレポート】長谷工コーポレーションと日本マイクロソフトとの共同オンライン記者発表会

2020年7月6日(月)、株式会社長谷工コーポレーションと日本マイクロソフト株式会社と共同で、報道各社様向けに記者発表会を開催しました。アウトソーシングテクノロジーが長谷工コーポレーションと共同開発したソリューションによる「建設・不動産業界における生産性改革推進」を発表するイベントです。
今回は、社員のみなさんにも雰囲気を感じていただきたく、当日の様子をお届けします。
■関連ページ

長谷工グループとアウトソーシングテクノロジーが、日本マイクロソフトと連携し、建設・不動産業界における生産性改革を推進 ~マンションのタイル打診検査に国内で初めてMixed Realityを活用~|株式会社アウトソーシングテクノロジー

アウトソーシングテクノロジーのインフォメーションページです。アウトソーシングテクノロジーからのお知らせ、プレスリリース、社内イベントを掲載しています。

今回は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、登壇者は各社のオフィスからMicrosoft Teamsをつなぎ、メディア関係者の方々もオンラインで視聴、質問もチャットでいただく「完全オンライン形式」での記者発表会です。
オンラインでの会議や説明会の機会は増えましたが、記者発表会は今回が初の試みです。
当日は、茂手木代表にも参加いただきリハーサルをスタート!

当社の会場となった大会議室には、配信の様子を確認するためのTVモニター、プレゼンテーション資料を表示するモニター、そして「LIVE札」! 室内の運営スタッフが会見中に音をたてないよう、音声がオンの時は札を上げ、ミュートの時は札を下げるという、オンライン会見ならではの備品も用意。
開始直前まで、発表内容の確認や3社での接続テストが行われました。

3社の取り組みの発表、そして「AR匠RESIDENCE」リリース

今回の記者発表会では、長谷工コーポレーションとアウトソーシングテクノロジーが、日本マイクロソフトに技術協力いただき共同開発した、マンションの外壁タイル打診のためのソリューションを発表しました。
その名も「AR匠RESIDENCE」。

マンションの大規模修繕時には、「打診棒」という小さなハンマーで外壁をなぞり、異音を確認する打診検査が行われています。
従来の打診検査は2人1組で、1人がタイルの打診、1人が検査結果の記録と写真撮影を行っており、検査後にはオフィスに戻り記録の清書、報告書作成と、多くの時間を要していました。
「AR匠RESIDENCE」を導入することで、打診検査、写真撮影、記録を1人で行うことができるようになり、建物診断業務の約30%の減少が見込まれています。

もともと「AR匠」は、人手不足や技術伝承という課題に取り組むソリューションとして開発されましたが、
昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、新しい働き方をサポートする役割も期待されています。

長谷工コーポレーション 楢岡氏は、「AR匠RESIDENCEを活用することで、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からも、検査員を極力減らすことができ、マンション居住者の皆様への安全・安心にもつながる」と語りました。
また、日本マイクロソフト 手島氏は、withコロナ、afterコロナの働き方に触れ「新型コロナウイルスの状況を踏まえ、ニューノーマルな時代に突入すると言われている。場所、距離、関係なく色々な人とつながり、MR技術を活用した新しいワークスタイルのニーズが顕著になっている」と語りました。

今後の展望について茂手木代表は、「建設業界はもちろん、製造、医薬、通信、ヘルスケア、防衛および公共、7つの業種に対してMR技術を用いてイノベーションの実現を支援していきたいと考えている。AIやRPA、ロボティクスなどの先端技術と、人の力をかけあわせて、エンジニアの働きが未来を創るような取り組みを行っていきたい」と抱負を語りました。

当日は、オンライン上で50名以上のメディア関係者の方にご参加いただき、40件以上の新聞、Webメディアに記事が掲載されました。新しい時代に台頭するテクノロジー、そして働き方への注目の高さを感じた記者発表会となりました。

今後も、イベント情報や新しいサービスについて、Web社内報でご紹介しますので、ぜひご覧ください!

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