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2022.08.01
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2022.08.01
2022年、アウトソーシングテクノロジーは経営体制を一新。R&D事業本部で主に西日本や東海エリアのマネジメントに携わってきた木下恵介が、新たに同事業本部のトップに就任した。自身のキャリアをもとに「エンジニアのキャリアアップに、学歴や経験年数は関係ない」という哲学を持ち、若手エンジニアの成長支援に取り組んでいる。今回は、これからR&D事業本部を牽引していく木下本部長から、エンジニアのみなさんにメッセージを寄せてもらった。
木下 恵介(R&D事業本部 本部長)
入社:2012年(中途)
趣味:ドライブとBBQ
全国にある各拠点が築いてきたお客様との信頼関係をベースにしつつ、一緒に働いている仲間たちに「新しいことへ果敢にチャレンジできる環境」を提供していきたいと考えています。
私は2012年にOSTechにジョインしました。R&D事業本部に所属し、浜松で営業に携わった後、滋賀県にある拠点の立ち上げに参加。その後は名古屋支店の支店長、東海エリアの部長、そして西日本エリアの部長を務めました。その間、OSTechグループに仲間入りした、名古屋の航空機関連のエンジニアリング会社の社長も経験。その後、採用部門やSS事業本部の西日本エリアのマネジメントにも携わり、R&D事業本部を“外から客観的に眺められる”立場も経験しました。その上で、2022年、R&D事業本部の本部長に着任したのです。
こうした経験から、各拠点がそれぞれお客様の信頼を勝ち取る努力を重ねてくれていることをよく知っています。それを無にしないように尊重しつつ、新しい領域に果敢に攻めていく体制をつくりたいと考えています。そのためにも、若手エンジニアの成長を強力にサポートしていきたい。若手のパワーが、新領域を切り拓く原動力になるはずですから。ぜひ、みなさんと一緒に組織を成長させていけたらと思っています。
私自身の経歴がもとになっています。私は工業高校を卒業した後、モノづくりの仕事に携わりたくて、鉄工所に就職しました。そこで鉄を削る仕事に就き、加工技術を身につけました。でも、プライベートで足をケガしてしまい、長時間の立ち仕事が厳しくなって。モノづくりに関連していて、足への負担の少ない仕事を探す中で、技術者派遣の会社と出会い、営業として入社しました。
その後、技術者派遣の会社を複数、経験。マネジメントにも携わるようになった後、2012年にスカウトを受けてOSTechに転職しました。OSTechは急成長している企業。新しいことにチャレンジする姿勢があり、将来性を感じました。「自分の可能性を広げられる」と思ったことが、入社の決め手でしたね。
高卒で、鉄工職人の道を途中で断念してしまった私でも、技術者派遣事業をマネジメントするプロフェッショナルとして、キャリアアップできた。人生の成功に、学歴や経験年数はまったく関係ありません。自分自身の経験から、それは断言できます。若手エンジニアのみなさんには、そのことを知っていただき、会社からの適切なサポートを受けることで、飛躍的な自己成長を果たしてほしいと願っています。
2022年4月から、R&D事業本部の人事評価制度が刷新されました。変更の主な内容は、エンジニアの「スキル」「評価」「報酬」を連動させ、「スキルアップを果たせば、それが高評価に繋がり、給与が上がる」という仕組みにすること。具体的には、エンジニアがKENスクールの講座などを活用して新たな技術を学び、それを資格の取得などで証明。営業スタッフは、有資格者を好待遇で迎える現場で、そのエンジニアが活躍できるようにバックアップ。その売上アップをしっかりとエンジニアの給与に反映することで、みなさんの収入がアップする。このようなサイクルをつくりだそうという制度です。
新制度の特徴は、「未来に向かっている」こと。「過去の経験」や「現在、どのような仕事をしているか」よりも、「どのような仕事に就きたいか」「その仕事に就くために、どれだけのスキルを身につけたのか」という、未来を変えるための努力を評価。その理想の未来の実現を、OSTechが会社として、全力を挙げてサポートしていく仕組みです。この制度を推進していくことで、OSTechを「エンジニアが高収入を得て、生活の不安なく、働き続けられる会社」にしていきたいと考えています。
若手エンジニアの成長が、事業の拡大にも直結すると考えています。多くの若手エンジニアが、「開発や設計など、上流工程に携われるスキルを身につけたい」と思っているでしょう。それを会社として全面的にバックアップし、営業も上流工程業務を積極的に開拓していくことで、上流から下流まで、R&Dのプロセスの全体に携われる体制を築いていきます。
OSTechは業界でもトップクラスのエンジニア在籍数を誇っていて、しかも若手の割合が非常に大きい。ですから、その若手エンジニアがスキルアップを果たし、より上流の工程に携われるように成長してくれれば、そのまま事業の飛躍的な拡大に繋がるのです。これを実現すれば、業界内でイニシアチブを取る会社へと進化できると思っています。
私は、R&D事業本部の本部長に就任するまで、OSTechでさまざまな経験をさせてもらったと思います。振り返れば、ポジションやタスクを与えられたとき、常に意欲を持って取り組み、成果を出してきたことが評価に繋がり、さらに高いポジションや、大きな役割を与えられてきたように思います。みなさんも「今、目の前にある仕事」に意欲的に取り組み、自己成長を果たしてほしいですね。
仕事のことだけではなくプライベートも含めて、“どう生きていくか”を考え、自分の強みを伸ばしていけば、きっと楽しい人生が送れるはず。物心両面で充実した人生を送れるように、会社として強力にサポートしていきますので、ぜひ、一緒に頑張りましょう。