Career Story

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2021.09.06

【R&D】自動化システムを考案し、表彰 今後はデータベーススペシャリストに

今回、WEB社内報で紹介する清野孝志は、大手精密機器メーカーの現場に携わっていたとき、複合機のテスト評価を自動化する仕組みづくりを推進。お客様の社内コンテストで最優秀賞を受賞する成果を上げた。現在は、別のメーカーの現場で、経理業務にRPAを導入するプロジェクトに携わっている。それぞれの現場でしっかりとお客様の期待に応えてきた清野だが、実はOSTechに入社した当時は、IT業務の経験がほとんどなかったという。そんな彼がどのようにしてエキスパートとして活躍できるようになったのか、その秘訣を本人に語ってもらった。

 

PROFILE

  • 清野 孝志(R&D事業本部 東京支店)
    入社:2006年
    趣味:マラソン

RPAの導入を目指して経理の現場で奮闘中

私は今、あるメーカーの経理部門の現場で、請求や支払いなどの経理作業を自動化するためのシステム開発に携わっています。現在は、試験的なフェーズにあり、実際の経理業務を行いながら、業務の流れを確認し、その上でシステム化への課題を見つけて、自動化する上での検証を終えたばかりのところです。これから開発へと移行し、最終的にはRPAの導入を目指していますが、そこまでたどり着くには、もう少し時間が掛かりそうです。

今の現場は、エンジニアである私にとって、「新たな挑戦をすること」と「これまでの経験を活かすこと」の両方ができています。例えば、経理関連の計算は、この部署では『Access』を使っていたのですが、データ量が大きくなるにつれて扱いにくくなる。そこで業務クラウドへデータを移行することになりました。業務クラウドを使うのは私自身、初めて。試行錯誤しながら最適な使い方を追求しています。

一方で、業務クラウドを動かすのにSQLを使うのですが、これについてはかなりの経験を積んできました。そのスキルを活かして、使ったことのないツールでも、とにかく実際に動かしてみる。そうすれば、だんだんと分かってくるもの。しっかりとお客様に貢献しつつも、自分自身のスキルアップもできていると感じています。

コールセンターから未経験でOSTechに転職

ただ、開発の仕事に携わるまでには、随分と遠回りをしてきました。もともと大学時代の専攻は、社会福祉学。卒業したら福祉の仕事に就くつもりでしたが、就活の際にいろいろと調べてみると、労働条件がかなり厳しいことが分かってきました。パソコンやインターネットが普及した時期だったから、福祉の仕事を諦め、IT業界に進路を変えることにしました。とはいえ就職氷河期で、なかなか希望どおりにはいかず、最終的に就職したのはコールセンターでした。電話によるインターネット接続のサポート業務だったので、「そこでITの知識を身につけられる」と考えたのです。

その後、しばらくコールセンターで働きましたが、やはり身につけられる知識に限界があります。「もっとITの専門性を高めたい」と、転職先を探している中でOSTechに出会いました。決め手は、経験が浅くても活躍できる現場がたくさんあり、スキルアップのためのバックアップ体制が充実していること。それで、2006年にOSTech に入社しました。

入社して、見える景色が変わりましたね。自動制御機器、計測機器、情報機器などの製造販売を行う大手企業や、大手精密機器メーカーなどの現場に携わらせてもらい、基盤システムの設計からテストまで幅広く経験できました。コールセンターで働いていたころと比べ格段に知見が増え、「エンジニアとしてのキャリアを築けている」という実感があります。

全体構造を把握するように心掛ける

仕事をしていて、一番充実感があったのは、大手精密機器メーカーの現場で複合機のテスト業務に携わったときです。テストの実務と、その結果を評価するまでのプロセスを全て自動化する仕組みをつくりました。具体的には、Excelに書いたチェック項目をマクロで読み取り、Windows上の作業を自動化するツール『UWSC』と組み合わせ、スクリプト言語を使って動かすもの。その仕組みは、後にそのメーカーの社内で、優秀な業務改善プロジェクトを表彰するコンテストで最優秀賞に選ばれ、私にとって大きな実績の1つになりました。

その自動化プロジェクトでもそうでしたが、私の場合、何かをつくり上げるときは、目の前の細かなところよりも、“全体構造を把握する”ことを心掛けています。些末なことに気を取られていると本質的なことを見失いがちですから、俯瞰して物事を見る。その上で、“当たりを付けながら、とにかく作業してみる”ことを大事にしています。何事でも、まずやってみて、上手くいかなければ原因を調べ、解決策を考える。それを繰り返していれば、必ずゴールにたどり着けると思っています。

今後は、高度情報処理技術者試験の「データベーススペシャリスト」に合格することを目標にしています。「データベースを扱えるエンジニア」ということを強みにして、キャリアを形成していきたいですから。その上で、できる限り長く現場で活躍したいですね。マネジメントをするよりも、現場での仕事にこだわりたいと思っています。

編集部が直撃インタビュー! この機会に聞いちゃいました

OSTechに入社して15年になる清野さん。長く在籍している中で感じた「OSTechの良いところ」を聞かせてください。

OSTechは、一人ひとりのエンジニアが、転職という手段を使うことなく、いろいろな現場で働けることが魅力だと思っています。それに、私自身が今までに携わってきた現場は大企業が多く、規模が大きいプロジェクトがほとんど。世の中の役に立っている手応えを感じて満足しています。さまざまな大規模プロジェクトに携われるという点も、OSTechを人にオススメできるポイントになっていますね。

確かに、そうですね。しかし、そうした大規模プロジェクトなど、やりがいの大きい仕事を経験する前に、諦めてしまう若手エンジニアがいるのも事実です。そんなとき、会社からどんなサポートがあると良いでしょうか。

人によって状況が違うとは思いますが、私自身の経験に基づいてお話しすると、OSTechのメンバーが複数名入れる現場がもっとあると良いのかもしれません。私は一人で働いていることが多かったから、身近に相談できるOSTechのメンバーがいなかった。それでも、お客様先のエンジニアの方など、周囲に支えられて、ここまでやってこられました。今だったらリーダーに相談するのが、解決の糸口になるかもしれませんね。

また、経験が浅いうちは、とにかく目の前にある仕事に意欲的に取り組んでみることが大事だと思います。そうしているうちにお客様から評価されたり、スキルが身についたりして、自分に自信がつく。そうなると、自分の視座が高くなるので、悩みが解決するというか、悩んでいたこと自体、忘れてしまうと思います(笑)。目の前の仕事に意欲的に取り組み、経験を重ねる中で、自分自身の強みを見つけていくのが、成功への近道だと思います。

ありがとうございます。最後に、プライベートについて質問です。休日は、どのように過ごしているのでしょう。

マラソンが趣味だったんですが、コロナになってからは少しサボっています(笑)。今年10月に開催予定の東京マラソンに出るつもりなので、そろそろまた始めようかと。やはり、運動すると脳が活性化するし、気分転換にもなりますから、続けていきたいと思っています。

東京マラソンへの挑戦応援しています! 今日はありがとうございました!