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2022.07.04

【社長メッセージ】 連携力を高め、みんなで“新しいOSTech”を作っていきましょう

PROFILE

  • 代表取締役社長
    鈴木 一彦

2022年1月17日、アウトソーシングテクノロジーは経営体制を一新。親会社である株式会社アウトソーシングで、取締役副社長 経営管理本部長を務めていた鈴木一彦を、OSTechの新社長に迎えた。2万名を超えるエンジニアが在籍するまでに急成長を果たした反面、コンプライアンス面での弱さが表面化してしまったOSTech。今後は、経営管理のエキスパートである新社長の下、弱点を克服しつつ、さらなる企業成長を遂げる体制を整えていく。その船出に当たり、鈴木社長から社員のみなさんへメッセージを寄せてもらった。

経営管理のエキスパートとしてアウトソーシングで活躍

最初に、社長就任の挨拶をお願いします。

昨年から今年にかけて、OSTechの経営を巡って、本当に社員のみなさんに不安を与えてしまいましたし、体制変更に関して、ご負担もかけてしまったと思います。申し訳ない限りです。しかし、あれから半年近くが経過し、状況は落ち着いてきました。日本一のエンジニア在籍数を誇るOSTechですが、私自身も今までの経験を活かして、より良い会社へと成長させる責任と役割をしっかりと全うしていきます。ぜひ、一緒に頑張って参りましょう。

ありがとうございます。では、その「今までの経験」を知りたいと思います。鈴木さんのキャリア・ヒストリーを聞かせてください。

新卒で入社したのは銀行でした。「金融の世界へ行きたい!」と強く思っていたわけではなく、業界を問わず、知名度の高い会社に応募するような就活をして。結果、当時の富士銀行に入行しました。今はみずほ銀行に合流した都市銀行ですね。新人時代から、東京・兜町の支店に勤務し、主に証券会社を担当。まだグローバル金融の中で日本の存在感が大きかったころでしたから、大きな金額を動かす仕事を担当できて、ビジネスパーソンとして随分、成長できたと思います。

その後、転機になったのは、入行した年に父が他界し た影響で、地元である静岡へ引っ越したこと。長男でしたし、「いずれは故郷に戻ろう」と考えていて。静岡で転職先を探したのです。そこで出会ったのが、当時、静岡に本社があったアウトソーシングでした。株式上場を目前に控えていて、経営企画室のメンバーを募集していた。銀行員として、財務面の知識・経験がありましたから、それを活かせると思って応募したところ、無事、採用していただいたのです。それからずっと、経営管理部門の担当として、経営トップをサポートする役割を担ってきました。

もっとも、アウトソーシングはその後、東京・丸の内へ本社を移転したので、私も再び東京勤務に。銀行時代の仲間から、「君は“静岡に帰る”と言って銀行を辞めたのに、すぐ近くで働いているじゃないか」と、からかわれてしまいましたね(笑)

OSTechの社員は一人ひとりの能力が高い

アウトソーシングに入社した後、技術者派遣というビジネスについて、何か認識を改めたことはありますか。

まず、「日本の製造業は、これほど外部の人財に頼っているのか!」と。他業界については、外部リソースを活用している実態を知っていましたが、自動車も、食品も家電もロボットも、そのメーカーさんの依頼を受けた外部の人財が製造工程の大半を担っている。そのことに驚くと同時に、そうした人財をマネジメントする我々の社会的役割の重大さを再認識しましたね。

製造業に携わる方々の働くモチベーションを高め、個々の技量を最大限に発揮していただく。それが上手くいかなければ、私たちの生活が立ち行かず、さらには日本経済の屋台骨が崩れてしまいかねません。アウトソーシングを始めとする業界各社は、そうした重要な社会的使命を背負っていると思いますし、その分、ビジネスチャンスも大きいと思っています。

技術者派遣のビジネスの強みは、機動的な経営ができるところ。「工場を建てる」といった設備投資が不要なので、チャンスが巡って来たとき、すぐにそれを掴みにいくことができる。コロナ禍やウクライナ問題に代表されるように、今の世の中、数年に一度のペースで想定外の大変動が起きています。その変化に対応して、「人財を必要としている業界や産業」を探し出し、そこで人財に活躍してもらうことで、企業成長を果たしていくことができる。世の中全体は不景気であっても、我々はピンチをチャンスに変えることが可能。特にITエンジニアに強みを持つOSTechの可能性は非常に大きいですよね。

2022年1月から、そのOSTechの舵取りを任されることになりました。就任から半年程が経過する中で、OSTechの強みはどこにあると感じましたか。

社員一人ひとりの能力と、働くモチベーション。これは非常に高いものがあると感じました。現場で活躍しているエンジニアの方々だけでなく、営業の方々も、内勤の方々も、みなさんが本当に優秀。だからこそ、OSTechはここまで増収増益を遂げることができたのだと思っています。

一例を挙げれば、毎年、1,500名以上の新卒入社の仲間を採用している。驚異的な数ですよね。この数字を達成できているのは、採用活動を担当している社員一人ひとりが、就活生の方を惹き付けることができているからこそ。OSTechは残念ながら、現時点では、大手メーカーさんのような知名度があるわけではない。一人ひとりの採用担当者の能力とモチベーションの高さによって、大手さんに負けない人財採用を実現しているわけです。

大企業の中には、“組織にぶら下がっている”社員が少なからず、いるもの。「その社員が会社に提供している価値よりも、会社から受け取っている価値の方が、明らかに多い」というケースです。しかしOSTechには、そうしたケースがほとんど見当たらない。今後、さらなる企業成長を遂げていく上でも、この点は大きな強みになると確信しています。

「他部署に意見できる」くらいの自信を持って欲しい

なるほど。では反対に、弱みになっている点は何でしょう。

一人ひとりの能力が高い反面、チーム力には、まだまだ課題があると思います。「もっとチーム力を発揮できれば、より高い次元へと成長できるのでは」と。例えば、どこの現場にどのようなスキルを持ったエンジニアがいて、本社ではどのような技術を開発しているのか。そうしたことをお互いに知らないため、「この技術をこの現場の課題に適用すれば、とても高い価値をお客様に提供できるのに」といったビジネスチャンスを逃してしまっている可能性もあります。

また、お互いに他部署のやっていることの理解が浅いため、自分の職掌を超えて、他部署に意見するような場面はあまり見ません。2021年末に表面化してしまったコンプライアンス上の問題にしても、「そのやり方はおかしいのではないか」といった意見具申が部署の垣根を超えて行われるような風土があれば、未然に防ぐことができたかもしれません。

OSTechのメンバーは、一人ひとり、非常に能力が高い。でも、一匹狼的だったり、所属している部署などの単位で動いている印象があります。もっと自信を持って、他部署のことでも意見を言って良いはず。お互いにそうすることで、部署の垣根を超えたコラボによって新ビジネスを生み出したり、相互牽制によってコンプライアンスを強化したりできる。その結果、より高いレベルの企業成長を実現できるはずです。

「どの現場でどのようなエンジニアが活躍しているのか」「この部署はどのような業務をしているのか」といった情報を掲載して、社内における相互理解を深めていく。それも、このWEB社内報の役割のひとつですので、これからもより良い記事を制作していきます!

はい、お願いします。それに加えて、事業本部長や拠点長クラスの方々を取り上げて、考えていることや実行しようとしていることを、違う部署の社員のみなさんに知っていただけると良いですね。チーム力を強化する上で、各現場を統括している立場の人の考えを知ってもらうことは非常に重要ですから。それに、コロナ禍で、対面で会話する機会が減り、マネジメントに携わる人たちの考えていることがメンバーに浸透しにくい状況にもあります。WEB社内報に期待したいですね。

わかりました! では、最後に、社員のみなさんへ向けてメッセージをお願いします。

今回、コンプライアンス上の問題が発生したことで、社員のみなさん、一人ひとりが「OSTechのメンバーであること」の自信を傷つけられてしまった面があると思っています。しかし、この件による顧客の離反もなく、OSTechグループが国内では最大クラスの2万人のエンジニアが在籍していて、さらに毎年、エンジニアの数が増えていることに変わりはありません。そこに加えて、社員の皆さんがよりチーム力を発揮するなら、単なる売上や利益の拡大ではなく、世の中に大きな影響を与えるような、高いレベルの企業成長を遂げることも可能なはずです。

恐らく、コンプライアンス面の問題が起きず、予定通りに株式上場ができていれば、「上場企業として、より高いレベルの成長を遂げよう」という、新たな夢を掲げていたのだろうと思います。順番は逆になりましたが、今、みなさんと力を合わせて、より高いレベルの企業成長へ挑戦していきたいと思っています。その先には、株式上場への再チャレンジもあります。ぜひ、自信を取り戻し、前を向いて、一緒に新しいOSTechへと歩みを進めていければ、と思っています。

本日はありがとうございました。

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