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2020.06.01

【社長メッセージ Vol.01】1万7,000人がビジョンを共有する血のかよった組織をめざす~Web社内報の創刊に寄せて~

PROFILE

  • 代表取締役社長
    茂手木 雅樹

2020年、私たちアウトソーシングテクノロジーにWeb版の社内報が創刊されました。これは、最前線で働くエンジニアのみなさんに、会社のビジョンを共有してもらうためのツールです。そのビジョンとは、「第四次産業革命に対して、日本でいちばん貢献する会社になる」。量子コンピュータ、AI、ナノテクノロジー、バイオ──。そうした新技術の活用による四次産業革命は、いま目の前で進行しています。また、新型コロナウイルスの蔓延により、世界や人と人との繋がりが希薄になってきています。だからこそいま、社内報によって、よりビジョンや思いの共有を進めていく必要があるわけです。創刊にあたり、茂手木社長に、社内報をスタートさせた経緯や、エンジニアのみなさんへのメッセージを語ってもらいました。(この記事は2020年1月31日の取材をもとに制作しました)

若手エンジニアはどんどん意見を発信してほしい

今回、社内報を始めた理由はなんでしょう。

最前線で働く若手エンジニアのみなさんの意見を広く取り入れ、アウトソーシングテクノロジーの可能性をひろげたい、と考えたからです。いま会社の重要な議論を担っているのは、私自身を含めミドル世代。この世代がこれからの社会を変えることはあまりないだろう──と思うなかで、「役割を変えるべきだ」と考えました。若い世代に見えている世界と、私の世代に見えている世界には絶対に違いがある。若いみなさんの考えがもつ可能性に対して、会社として投資していきたい。そうすれば会社の成長スピードはより加速する。そして、アウトソーシングテクノロジーをより社会的に存在意義のある会社にしていくだろう、と感じています。

若手からいろいろなアイデアや声が出てきてほしい、ということですね。そこでWeb社内報では、最前線で働く多くのエンジニアの声を取り上げていこうと企画しています。では、いま、その考えにいたった理由を聞かせてください。

アウトソーシングテクノロジーの成長ステージが、その段階に来たからです。規模が大きくなり、アクセルを踏める資金力がついてきた。それにくわえ、M&Aを通じて多くの企業や仲間たちにジョインしてもらい、これまでは足りなかった経営資源がそろってきた。エンジニアのみなさん一人ひとりの思考も、大事な資源のひとつなんです。いまのアウトソーシングテクノロジーには、「多様性を発揮して活動してください」と胸を張っていえる環境が整ってきているわけです。

一方で、急ピッチで組織が拡大したことで、会社のビジョンの浸透率がかなり落ちてきていると感じています。みんなが「権利と義務」をフワッと理解していて、あいまいな認識をもったまま、組織ができあがってしまっている。組織が小さかったころは自然に考えを共有でき、全員がフルパフォーマンスを出せていた。ですが、いまは管理部門に属するメンバーでも、会社の全体を理解しきれていない。最近は役員でさえ、プレスリリースが出てから「あ、会社はそんなことをやっていたんだ」と知る…ということも。これでは、せっかくいろんなメンバーが集まってきた意味がない。

これからは、会社のビジョンや、メンバーそれぞれに期待する役割をしっかり伝えていくことで、全員にビジョンが浸透するように図っていきたいと考えています。

現在、世界中が新型コロナウイルスの脅威の前に立ちすくんでいる状況です。会社運営を船の舵取りに例えれば、見晴らしの良い航海もあるし、霧で全く前が見えない時もある。霧が晴れれば、そこには何も障害はないかもしれない。けれど、それでも片時も休まずに、色々な想定を検討し続けることこそが大切です。今、会社として最も重要なのは、お取引先の皆さま、社員とそのご家族の皆さんの健康と安全を守ること。そのための施策を第一に進めましたが、次の手立てが必要です。リモートワークや自宅待機が続く中でも、ビジョンや思いを共有して欲しい。社内報はそのひとつのツールです。

「あの人誰なんだろう?」をなくしたい

なるほど。確かに、「最前線で働く若手エンジニアに、もっと意見やアイデアをどんどん出してほしい」と経営陣が考えていることも、現場に伝わりきっているかといえば、そうではないかもしれません。今後、Web社内報では、このほど策定された中期経営計画の詳細など、アウトソーシングテクノロジーのめざすビジョンを発信していきます。

はい、しっかりやっていきましょう。「会社のことをもっとオープンにすべきだったな」「我々からの説明不足だったな」と反省しています。それに今回、改めて中期経営計画を策定するなかで、社内に「意志をもった社員たち」がいなければ、実現は難しいことを痛感しました。アウトソーシングテクノロジーがめざすものを理解し、共感し、その実現に向けて自律的に動いてくれる社員がいなければ、ビジョンは絵に描いた餅で終わってしまう。ここからはしっかりとメッセージを発信していくことで、2020年中には1万7,000名に達する組織に血をかよわせていこう、という考えにいたりました。

M&Aによって急拡大してきた側面があるので、「ひとつのグループとして、意思疎通をはかる」ということでは、まだまだ不足しているのでしょうか。

そうですね。新たな会社にグループ入りしてもらう前には、私自身がその会社のトップとして出向き、3ヵ月〜1年ほどかけて相互理解を深める期間をつくっています。ただそれでも、現場で働いているメンバーにとっては、ある日突然、「アウトソーシングテクノロジーの〇〇課に変わります」となってしまうことは、いなめません。両者の文化がうまく回るよう配慮してきたつもりではありますが、ひろいきれていない部分もあったと感じています。

結果、同じフロア内でも「あのひと誰なんだろう」と思いながら、コミュニケーションを取らないままでいる──。そんなシーンを想像すると、それはかなり深刻な話。いざ話してみれば、「あのひとが携わっている事業もおもしろそうだな」「いまウチがやっていることとシナジーがありそうだな」などなど、ポジティブな影響をしあえると思うんです。そこではじめて、アウトソーシングテクノロジーがもつ多様性のチカラが存分に発揮される。私たちのビジョンの実現は、その延長線上にあるのです。

わかりました! Web社内報では、さまざまな現場で活躍しているメンバーをどんどん取り上げていきます! 本日はありがとうございました。

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