Career Story

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2021.11.01

【SS】 ネットワーク関連の資格を武器にして、どんどんステップアップしていきたい

IT未経験でアウトソーシングテクノロジーに入社し、KENスクールなどの研修によってスキルを身につけて、現場へ。OSTechでは、そのような経歴のエンジニアが大勢、活躍している。現在、ネットワーク運用エンジニアとして活躍中の福島郁也もそのひとり。IT知識がほとんどない状態でこの業界に入った福島は、LPICやCCNAなど、資格の取得を武器にキャリアアップしていった。今ではチームリーダーも務める福島に、これまでのキャリアや仕事のやりがい、今後の目標などをざっくばらんに語ってもらった。

PROFILE

  • 福島 郁也(SS事業本部 ソリューションセールス3課)
    入社:2017年
    趣味:陸上競技(競技・観戦)、アニメ鑑賞

資格取得が自信になり、業務への向き合い方が変わる

現在は大手電機メーカーのグループ会社の現場で、社内システムのネットワーク運用を行っています。具体的には、ネットワーク機器(主にルータ、スイッチ)監視システムの運用設定、ルータなどの機器設定や動作確認などを担当。ネットワークに何か問題があれば、障害の切り分けや分析も行っています。

こうした業務に対応するために、最近、CCNAを取得しました。OSTechにCCNA・CCNP資格を持っている先輩エンジニアの方がいて教えてくださったのと、独学でも頑張りました。資格取得後、業務に向かう気持ちが随分変わりましたね。例えば、ネットワーク機器の設定をするときに、「これでいいよな…?」という感じだったのが、「こうすればいい」と思えるようになった。基本的なことをしっかり「知っている」「分かっている」という自信がつきましたね。結果として、お客様から信頼していただける機会も増えてきたと思います。

入社して即、KENスクールに 資格取得にチャレンジ

もともと私は、OSTechに入社する前は、ITの知識が全くありませんでした。どのくらいなかったかと言うと、パソコンのOSが自動的にアップデートされていることさえ知りませんでした(笑)。学生時代はアスリートになろうと思っていたので、ITに触れる機会はほとんどなかったのです。スポーツの専門学校に通い、中距離走のランナーになることを目指していましたが、「ランナーを職業にするのは難しい」と判断して、最終的に、飲料メーカーへ就職。体力を活かせる配送の仕事を、7年ほど続けていました。

IT業界への転身は、システムエンジニアだった友人から業界のことを聞いたのがきっかけ。「勉強して身につけたことを、そのまま仕事に活かせる」と聞き、「挑戦してみたい」と思いました。転職活動をするなかで、OSTechと出会いました。入社の決め手は、未経験からエンジニアの仕事が始められ、スキルアップのためのサポート体制がしっかりしていると感じたこと。入社してすぐに、KENスクールに通わせてもらい、まずはLinuxを勉強。LPIC level 1の試験に合格することができました。KENスクールの研修は、私のような未経験者にはとてもありがたいですね。

現場で評価されるのはコミュニケーション力

私がエンジニアとして大事にしていることは、お客様先の担当の方と、密にコミュニケーションを取ること。最初のころは、私が未熟だったために、直属の上長の方からお叱りを受けることばかりでした。こういうとき、遠ざかって、コミュニケーションをしなくなってしまう人が多いかもしれませんが、私は自分から飛び込んでいきました。逆に、頻繁に質問や相談をするようにしたのです。ベテランのエンジニアの方でしたし、その方の経験や技術を「学びたい!」という気持ちが強かったから。

結果、とても“かわいがって”もらえました。ありがたいことに、私のことを見捨てることなく、鍛えていただけた。その甲斐あって、ネットワーク上でデータを転送する際、その経路を導き出すルーティングができるようになった。そのことを担当の方に褒めていただいたときは、とてもうれしかったですね。エンジニアは、一人で黙々と仕事しているイメージが強いですが、現場でのコミュニケーション力を高めることは、自己成長に欠かせないと思っています。

AWS認定やCCNPの取得を目指す

今後については、さらにレベルの高い資格を取得して、それを武器にキャリアアップしていきたい。まずは、年内にAmazonのAWS認定試験に合格することを目指しています。その後は、CCNPの取得を目指したい。自分のできる領域を広げて、さらに活躍の場を広げていきたいですね。

ただ、ずっと現場にいるというよりは、エンジニアをバックアップする立場に回ってみたい、という想いもあります。今、チームリーダーを任されていて、マネジメントにも興味が出てきました。最終的には、エンジニアを支援する仕事ができるようになりたいと思っています。

編集部が直撃インタビュー! この機会に聞いちゃいました

福島さんはチームリーダーに就任したそうですね。どんな方針でメンバーに接していくのか、聞かせてください。

“チーム全員で目標を達成する”というムードを作っていきたいと思っています。エンジニアとしてのスキルアップを目指すのも良いですし、仕事以外のことで、皆で集まって共同作業するのでも良い。メンバーで話し合って目標を決めて、その達成をチーム一丸で目指していくことで、「このメンバーと一緒にいるのが楽しい!」と感じてもらえれば、と。

それから、メンバーの誰かが落ち込んでいたり、悩んでいたりするときは、早めにそれに気付けるリーダーでありたい。自分から積極的に声を掛けて、コミュニケーションを深めて、解決していけるように努力するつもりです。

チームリーダーに対して、会社からどんなサポートがあるといいと思いますか。

そうですね、チームの枠を超えて、社内のさまざまな方と触れ合える機会を設けてもらえればありがたいですね。多様なキャリアやバックグラウンドを持ったエンジニアの方がたくさん在籍しているのがOSTechの良いところ。ベテランのエンジニアの方とざっくばらんに話すだけでも、貴重な学びの機会になると思います。

例えば、このWEB社内報のキャリア・ヒストリー記事を読んで、「この人の話を直接聞いてみたい!」という場合に、その機会を設けていただくとか。記事を読むだけではわからない、より深い学びがありそうです。

貴重なご提案、ありがとうございます! 検討させてください。最後に、プライベートについて質問です。休日は、どのように過ごしていますか。

資格取得に向けた勉強をしつつ、奥さんと一緒にカフェ巡りを楽しんでいます。今、千葉に住んでいるのですが、新しいカフェが続々オープンしていて、良い気分転換になります。

それから、趣味として陸上を続けています。陸上大会の男子100メートルに出場を目指していましたが、コロナの感染拡大で大会が中止になってしまいました。今は資格取得に向けて、邁進しています。

無事、資格取得されることを祈っています。今日はありがとうございました!

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