Career Story

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2020.11.02

【SS】ICT教育の推進役はOSTechの“エンジニア出身”営業だった

PROFILE

  • 兼田 正幸(SS事業本部 東日本SS部 ITMS課 課長代理)
    ◆入社年:2016年
    ◆出身:新潟県
    ◆趣味:料理、TV鑑賞、ライブ鑑賞

ICT機器の専門家として学校を回る日々

私はいま、ICT支援員プロジェクトを推し進めるため、いろいろな学校を巡回しています。ICT支援員とは、自治体の委託を受けて学校へ出向き、ICT機器を使った授業をサポートするエキスパートのこと。子どもたち全員に「ひとり1台の端末」など、国が進めている「GIGAスクール構想」にもとづいたプロジェクトで、現在、コロナの影響でニーズが激増しています。
OSTechからは、エンジニアを中心に30名前後がICT支援員に就任していますが、次年度は100名規模になる予定。数多くのエンジニアを擁しているOSTechは、自治体にとって頼りになるパートナーになっています。

支援員の業務は、先生が生徒へ機器を使って指導するのをアシストしたり、先生が機器を操作するのをサポートしたり。そのほかに、授業前に機器が正常に動作するかのチェックや、万が一、機器がウイルスに侵入されてしまったときの一次対応など、教育現場をICT化するうえで欠かせない役割を果たしています。
私自身は、自治体とOSTechエンジニアの間の橋わたし役になって、プロジェクト全体を推進しています。

このプロジェクトは、私が営業として携わったなかでも、最大規模の案件。もともとは、自治体とOSTechの間に入ってくださっている企業さんを、上司から紹介してもらったことがきっかけ。そこでつながりができたので、本件の調整を任せてもらうことになりました。単に大きな案件というだけでなく、非常に公共性が高く、社会貢献の意義があるプロジェクト。将来的には、全国規模に広げていこうという話が進んでいます。OSTechとしても、ぜひ貢献したいですね。
また、支援員として学校に出向くことは、OSTechのエンジニアの方々にとってもよい経験になるのでは、と思います。それだけに全力で取り組みました。

エンジニアから営業職へ挑戦

プロジェクト推進に携わるだけでなく、私自身がエンジニアにまじってICT支援員の仕事までできるのは、つい4年ほど前まで、私がエンジニアだったからなのです。のちにOSTechグループにジョインすることになる、株式会社スリーエスに在籍。大手銀行のデータセンターで、障害対応やサーバの障害切り分けを行うチームや、ネットワーク運用チームで働いたり、携帯キャリア系の企業で社内システムの開発・維持運用SEとしてファイルサーバやワークフローを担当していました。

ただ、大学での専攻はメディア系の学科であり、技術系の出身ではありません。卒業後は実家の新潟県に戻って働いていたのですが、だんだんと手に職をつけたいと思うようになりました。その時期に、「未経験でもSEができる」と募集をしていたスリーエスに就職したわけです。エンジニアの仕事は私の性格にあっていたようで、エンジニアたちをまとめるリーダー職を任せていただくほど、順調にキャリアアップ。さらに、スリーエス社内のグループウェア導入プロジェクトに携わっているとき、OSTechグループに入ることが決まりました。

OSTechの一員となって1年が経ったころ、当時の上司から意外な提案がありました。「営業をやってみないか」と。その数年前から、私は「地元の新潟で仕事をしたい」と上司に相談していました。自分の生まれ故郷に貢献したいという想いがありまして。「それなら、自分で新潟の仕事をつくればいいじゃないか」と、いうわけです。OSTechの一員となったことで、社会的な信用度はスリーエス時代とは比較にならないほど、上がっています。大企業にも提案できる立場。そうした環境であれば、営業のがんばりしだいで新潟の案件も獲得できるはずだ──。上司の提案はそういうことでした。

正直、「営業職」とはどういうものか、よくわかっていませんでした(笑)。でもエンジニアをまとめるリーダーとして、エンジニアたちの悩み相談にのっていると、「もう少し、彼や彼女のスキルや希望にマッチした案件だったら、悩みは解消されるのに…」と思うことが、けっこうあったのです。エンジニアのことをよく知る自分が営業することで、そうしたミスマッチを少しでも解消できたら、という想いもあり、上司の提案に乗ってみることにしました。

エンジニアに最適な現場をマッチング

実際にやってみると、営業はエンジニアとは違ったおもしろさがありますね。同じ現場に通い続けるのではなく、つねに新しい顧客と出会う仕事。それを楽しむようにしています。「エンジニア出身の営業」としての私の強みは、プロジェクトにおける技術面のイメージをある程度、把握できることだと思います。
また、エンジニア側のスキルや適性、キャリアアップの考え方も、よくわかっています。だからこそ、その現場にあったエンジニアをマッチングできる。

マッチングにあたって、「営業側のムリを通さない」という姿勢は大事にしています。同業他社のなかには、会社に在籍しているエンジニアではとてもこなせそうにない業務なのに、営業が「できます」といって受注してしまうこともあるそうです。でも、OSTechはそんなことはしませんし、私も絶対にやりません。お客さまは期待を裏切られ、エンジニアはつらい思いをして、会社も信用を失う。誰も幸せになりませんから。もっとも、エンジニア本人が「自分の現状のスキルからすれば、難易度の高い仕事なのはわかっている。でも、ぜひ挑戦したい。必ずやり切ってみせますから」と強い熱意をみせているケースであれば、私も協力します。

キャリアアップの天井なんか、OSTechにはない

「この現場ではスキルアップできない」「現場の人間関係がよくない」。
エンジニアから相談されることも多いのですが、その際の悩みは、この二種類が多い印象です。自分自身、エンジニア時代に悩んでいたことでもあるので、よくわかります。ただ、たとえ単純なルーティンワークの連続のような業務だったとしても、本人の意識しだいで、学ぶことはできると思います。

人間関係の悩みについていえば、その現場のお客さまにお願いして改善してもらうように、本人ではなく、私たちがはたらきかけていきます。そういうときは、ひと声かけてほしいですね。ただ、エンジニア自身に改善しなければならない点がある場合は、しっかり指摘して、本人の自己成長につなげていくこともあります。

OSTechは20代の若手が多い会社。ベテランが少ないので、「年齢を重ねたとき、どうなっているか」というイメージをもちにくい面があると思います。でも、逆にいえば、決まったキャリアルートが無いぶん、どんなキャリアも自分しだいで築けるはず。私自身も「エンジニアから営業へ」という、ひとつのロールモデルになれたら、と思っています。

もっとも、「またエンジニアに戻る」という話が出てくれば、それもアリだな、と。そもそも、営業職に回った理由である「新潟に戻りたい」というのが微妙になってきたんですよ(笑)。今年、長女が生まれたんです。必ずしも、私の故郷で暮らすのがベストではないですよね。だからキャリアの可能性をせばめることなく、探っていきたいと思っています。

確立していない道を行くのはラクではないとは思います。でも、覚悟をもって取り組めるならば、いくらでも“自分の道”をつくっていける会社です。自分のやりたいこと、自分だからできることを考えながら、新たな道を築けたら最高ですね。

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