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2024.07.08

【イベントレポート】鳥人間コンテスト2024「機体お披露目会」開催!

4月28日、初夏を思わせるような晴天の日曜日。
OSTech公式鳥人間コンテストチーム「Flower’s factory (フロワーズ ファクトリー)」が、機体お披露目会を開催しました。
毎年7月下旬に開催される鳥人間コンテスト。台風やコロナ禍に見舞われながらも、OSTechは2018年から5回出場しています。今年も狭き門である書類審査に無事合格し、6回目の出場が決定! 昨年秋には設計から見直し、全国4箇所の拠点でパーツを製作してきました。機体お披露目会では、全国各地で製作したバラバラのパーツを初めて組み上げ、OSTechメンバーにお披露目しました。

2024年度最初の“全組“ 機体構造も公開

機体お披露目会は、毎年、鳥人間コンテストの大会前に実施される「Flower’s factory」主催の行事。製作メンバーに限らず、OSTechメンバーとその家族なら誰でも参加できる大人気の企画です。
また、日本全国の拠点で製作された「機体パーツ」を兵庫県尼崎市にある「作業場」に集め、最終調整の作業をして、「機体全組」という今年初めて「全てのパーツを組み上げる」という日でもあります。

今年は札幌支店から鹿児島営業所まで、全国各地から50名を超える参加者が見学に訪れました。
受付後は、懐かしい仲間との再会を楽しみながら「応援メッセージ」を思い思いに記入します。OSTechチームの機体には、全国の社員や家族から寄せられた手書きのメッセージが貼付され、機体を彩ります。そう、メッセージを書いてくれたみなさんも機体製作の一翼を担うメンバー。これもOSTechチームの醍醐味のひとつです。普段は全国各地に散らばっていても、同僚であり仲間、製作メンバーでもあるのです。

作業場前のテントには、組み立てられる前の機体の翼部分が整然と並んでいます。
「完成形の機体は大会当日の会場でも見られるので、お披露目会ではもっと機体の構造が見えるようにして欲しい」とのリクエストを受け、機体の右翼側のみ外装フィルムを貼った「完成形」としました。機体左翼側は「構造がよく見えるように、あえてプランク材(翼前衛を支えるパーツ)に外装フィルムを貼っていない状態」で公開。各エリアで機体パーツを製作しているメンバーも、構造内部を見る機会はないため興味津々です。

人気のパイロット体験

今年は、みなさんにも楽しんでもらえるように「パイロット体験コーナー」を開設しました。参加した方は、実際にパイロットが飛行中に体感する「機体迎角・降角」を体験。『昨年、大会会場に応援に行きました。飛行している姿は遠くからしか見られなかったので、浮遊している状態や自分の体重を支えながら機体をコントロールすることが、とても大変だと実感できました!』と大喜びでした。

そして、いよいよお披露目会の時間。機体を作業場前の公園へ移動し、「機体全組」が始まります。
毎年、テスト飛行会やお披露目会には、多くの社員が参加しますが、実は、地域住民にも大変ご好評をいただいています。普段、公園でグランドゴルフをプレーされている地元老人会のみなさんも場所を譲ってくださいました。ありがとうございます!
組み立て位置に機体パーツが運ばれると、チーム代表が「ラップタイム30分!スタート!」と声を掛けます。するとチームメンバーは、一斉に自分の持ち場で機体製作を開始。その手際の良さは、7年目といえども驚くばかりです。ベテランメンバーが的確に指示を出し、若いメンバーたちも積極的に参加。チーム代表は機体全体のバランスを見ながら、次々と細かく指示を出します。「今年は未完成状態の左翼を組み立てるので、いつもよりも組み立てミスで破損するリスクが高く、大変」と話していました。

そうこうしている間に、機体がその全容を表します。「大きい!」参加者も、携わるメンバーもその驚きを口にします。年を追うごとに進化を続けるOSTechチームの機体ではありますが、今年はこれまで以上に多くの工夫が施されていて、説明を聞いても圧倒されるばかりです。

【2024年 機体スペックの概要】

  • 機体の骨格を構成する「桁」は、CFRP製パイプを使用
  • 滑空機には珍しく「コックピット」もすべてCFRPで製作
  • 主翼の全幅は「30.3m」機体全長は「5.9m」滑空機としては超大型のサイズ
  • 主翼の根本側、一番大きな部分の翼弦長(翼の縦の長さ)は「1,100mm」。反対に、先端部分の翼弦長は「20mm」と手のひらサイズで、まさに「職人芸」の繊細な構造
  • 主翼には「上反角」といわれる上向きの角度が付けてあり、その角度は「3度」。今年は、主翼の中心部分に片翼2か所も上反角が付いている「二段上反角翼」を初採用
  • 水平尾翼はこれまでの機体とは形状が変わり、上から見ると長方形の翼型ではなく、かなりの勾配が付いている三角水平翼型
  • 水平尾翼と垂直尾翼はサーボモーターによる「電動制御方式」。コックピットのレバーで尾翼が可動。

チーム代表の「20分経過!」という声がかかったころには、早くも機体は組み立てが完了していました。
80%の完成度とは聞いていましたが、たった20分でこの機体は組み立てられるのかと感心してしまいます。チームメンバーは、機体全組後、すぐに機体のチェックを開始します。これがエンジニアで構成されるOSTechチームの特徴。「このパーツと取り付け部分は少し修正がいるなぁ」など話し合い、記録係が隈なくメモをしていきます。

機体を間近に見ながらの質問大会

機体チェックが終わったら、機体お披露目会参加者への説明会です。
機体パーツに触れてもらいながら、構造や材料、特徴などを解説します。参加者からも多くの質問が飛び交います。「そこの部分は、どのように作られているんですか?」「もう少し近くで見てもいいですか?」など、興味は尽きません。
こんな大きな滑空機でも、機体の重量は40kg以下、パイロットの体重が加わっても100kg以下となるように設計していると説明を受け、代わる代わる翼パーツ(4番翼)やコックピットを持たせてもらい、びっくり。動力もなにもない「滑空機」で、高さ10mもあるプラットホームから飛び出すことを考えると、いかに軽量でかつ強固に製作されているのかが理解できます。「そんな材質があるなんて初めて知りました」「その部分の材料って競技用自転車にも使われているんですね」など、感激の声が聞こえました。

最後はチームメンバーと参加者全員で記念撮影。機体が大きすぎて全体がフレームに収まらないのですが、それほどの迫力を体感した機体お披露目会でした。

今年の大会本戦は、7月28日(日)。滋賀県彦根市松原水泳場の特設会場で実施されます。今年も東京/名古屋/大阪から「応援バスツアー」が実施されます。大会の雰囲気を社員のみなさんで共有するだけでなく、日頃会うことが少ない他拠点のメンバーと交流できる充実した時間となります。ぜひ、ご参加ください。

※大会当日の応援には、今年のTシャツ着用が必須となります(大会ルール)。社内掲示板より、Flower’s factory応援グッズ申し込みからTシャツをご購入ください。
※直接会場に来場いただくことも可能ですが、会場周辺は混雑が予想されます(毎年大渋滞が起きています)。応援バスツアーを利用されない場合でも、公共交通機関、大会シャトルバスの利用をお勧めします。

鳥人間コンテストOSTech公式チーム「Flower’s factory」では、大会の応援ツアーだけでなく、全国のOSTechメンバーが参加できる、さまざまな企画を実施しています。チームに興味のある方はぜひお問い合わせください。

問い合わせ先
Flower’s factory チーム事務局 f-factory@ostechnology.co.jp

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