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2024.06.03

【テストサービス課/座談会】ユーザービリティ改善も提案できる、 テスト専門部署が好調なスタート

2023年3月、アウトソーシングテクノロジーは「テストサービス課」を新設した。ソフトウェア開発を行う企業で高まっている、テスト工程の外注ニーズに対応するためだ。スタートから1年が経過し、ソフトウェアテストに関する国際的な技術者資格認定組織であるISTQBから、日本における『Gold Partner』に認定されるなど、テストサービス課は着実に成果を重ねている。今回は、同課に所属するエンジニアの長田ひかり、坂倉  ゆか、久保川 ゆきな、上町 ななみに集まってもらい、座談会を企画。テストサービス課の業務内容や今後の展望などについて、語り合ってもらった。

ソフトウェアテストサービスサイト
https://engineering.ostechnology.co.jp/it/software-development/testservice/

PROFILE

  • [参加者] (仮名)
    長田ひかり(ITエンジニアリング事業本部 東日本エンジニアリング部 テストサービス課/アシスタントマネージャー)
    坂倉  ゆか(同テストサービス課/テストリーダー)
    久保川 ゆきな(同テストサービス課)
    上町 ななみ(同テストサービス課)

同時案件受注への対応、困難を乗り越え顧客の高評価獲得

最初に、それぞれどのような業務に携わっているのか、教えてください。

長田

私はアシスタントマネージャーとして、上司であるクオリティマネージャーを補佐する役割を担っています。上司はテストエンジニアとしての経験が20年以上。約60名が在籍しているテストサービス課の中でも、一番のベテランです。

私のメイン業務は、請負チームのマネジメント。最近、印象深かった事例では、業務システムのテスト5件を、10名のチームで同時に進行させ、わずか1か月で完遂したこと。テストサービス課の力量を試され、無事に証明したプロジェクトになったと思います。マルチタスクをこなさなければならなかったので、難しい場面もありましたが、自発的に進捗を共有してくれるメンバーたちのお陰で、チーム力を発揮し、乗り越えることができました。

坂倉

私は規模の大きな地理情報システムのテストに携わっています。そこでは、バグだけではなく、ユーザーの使い勝手を向上させるためのシステムの改善も提案。お客様に採用していただき、担当の方から「坂倉さん、次のプロジェクトにも参加してくださいね」とおっしゃっていただいたのが、とてもうれしかったですね。

私は前職で、自治体などが使用する業務システムの開発等、開発業務を約8年間、経験しました。開発のプロセスの中で単体テストをしっかり行わず、後で不具合が発生して開発側の責任を問われたことがあったため、「テストをおろそかにすると、顧客との信頼関係を築けない」と痛感。「テストエンジニアへ転身しよう」と考えていたとき、ちょうどOSTechがテスト専門部署を立ち上げるためにエンジニアを募集しているのを知って2023年に入社しました。

久保川

私も2023年入社ですが、新卒です。直近では、坂倉さんと一緒に、地理情報システムのプロジェクトに携わりました。特に力を入れたのは、しっかりとタスクを管理し、確実に期限内にテストを完遂すること。そのため、納期から逆算してスケジュールを立て、タスクに優先順位をつけて業務を進めるようにしていました。

上町

私も久保川さんと同期で、新卒入社です。私の場合、坂倉さん・久保川さんと地理情報システムに携わるとともに、長田さんと一緒に、別のプロジェクトも並行して担当。業務で特に意識したのは、長田さんとのコミュニケーションです。長田さんの指示については常にメモを取って抜けもれを防ぎ、こまめに進捗報告を行うことで、チームワークの向上に少しは貢献できたと思っています。

DXが広がることでテスト需要も高まった

新卒入社してようやく1年。請負案件チームの一員として、臆することなく意見を発表する姿が印象的です。チームワークの良さが伝わってきますね。では、みなさんが最前線で感じている、テスト分野でのOSTechの強みについて、解説をお願いします。

長田

開発を手掛ける企業には「テストに時間とコストをかけるべきだ」という傾向があると思います。DXの成否が企業の競争優位性を左右する時代になり、ソフトウェアやシステムの品質を担保する必要性が、これまでになく高まっているからです。その点、OSTechは幅広い業種のエンジニアリングを手掛けており、これまでの知見から、どのような業界のお客様に対しても高品質のテストサービスを提供できるのが強み。実際、お客様は公共団体、金融、自動車、運輸、リサーチ、マーケティングなど多種多様です。

坂倉

「開発側の専門知識を持ちつつ、開発側とは異なる第三者の視点でテストを行える」ことが、OSTechの強みではないでしょうか。ITの世界は日進月歩なので、最新の開発プロセスを熟知していなければ、高品質のテストサービスは提供できません。一方で、開発側が気付かなかった不具合を発見するためには、テスト専門のエンジニアが携わる必要がある。OSTechのテストサービス課は、この2つの要素を兼ね備えているところが大きな特徴だと思います。

久保川

一口にテスト業務といっても、「テスト計画の作成」「テスト設計」「単体テスト」「結合テスト」「受け入れテスト」「テストの自動化」など、さまざまな業務があります。OSTechは、その全てに対応可能で、お客様のニーズや費用感に合った最適なサービスが提供できるのも強みですよね。

上町

それに加えて、OSTechは日本全国に拠点があるので、地方にある開発現場でのテストサービス提供も可能です。また、契約の形態についても、請負契約、準委任契約、派遣契約など、お客様のご要望に合わせられることも大きな特徴だと思います。

ひとつの案件で100件超のバグを発見

なるほど、OSTechがお役に立てる領域が非常に広い分野なのですね。では、みなさんがテストエンジニアとして、お客様の課題を解決できた具体事例をシェアしてください。

坂倉

第三者視点でテストに携わり、ある案件でバグを100件以上も発見したことがあります。特に開発の品質が低いというわけではありません。私も開発に携わっていた経験が長いのでよくわかるのですが、開発の当事者になってしまうと、中々、客観的な視点を持てず、バグを見過ごしてしまう。だからこそ、テスト専門のエンジニアが求められると感じました。

長田

坂倉さんが話してくれたような不具合の発見だけでなく、ユーザビリティを高めるような改善提案をするのも私たちがお客様に提供できる価値のひとつ。例えば、私が携わった業務システムのテストプロジェクトでは、フロントエンドについての改善を提案しました。非常に複雑な操作が必要で、使いにくい面があったからです。お客様から「とてもありがたい意見だ」と評価していただきました。

久保川

私もユーザビリティの点で気がついた点は意見するようにしていました。例えばある案件で、「ユーザーがシステムに入力する際は西暦年だが、表示されるのは和暦」になっていることを発見。間違いを起こす原因になるので改善をご提案したら、お客様から「これは気づかなかった。ありがとう」と言っていただきました。

上町

私も同じような経験があります。あるテスト案件で、ユーザー画面が見づらいことを発見。文字フォントに統一性がなかったり、文字サイズが小さかったり。その改善をご提案したところ、お客様に評価していただけました。

多様な働き方を実現できる部署を目指す

今後、テストサービス課をどのように発展させていきますか。代表して長田さん、構想を聞かせてください。

長田

大きくふたつあります。ひとつは、海外企業の案件を手掛けるなど、業務をグローバルに拡大していきたい。そのためにも、国際的なテスト技術者資格の認定組織であるISTQBから、日本における「Platinum Partner」の認定を受けることが目標。OSTechはこのほど、「Gold Partner」の認定を受けたので、その上を目指し、グローバルでのテストサービスにおける信用度を高めていきたいからです。

もうひとつは、OSTechの中で、家事・育児と仕事を両立させたいエンジニアや、家族の介護・健康上の問題などで在宅勤務を希望するエンジニアを受け入れられる組織にしていくことです。テストサービス課は、請負がメインで、在宅勤務が可能な仕事が大半。多様な働き方を許容できる部署として、OSTech内での地位を確立していきたいですね。

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