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2023.10.02

【女性活躍推進PJ/ライフデザイン座談会(前編)】 「意欲的に取り組む姿勢」があれば、 理想の“みらい”をデザインできる

“Design the Future by Power of Work ~働くで「みらい」をデザインする~”。これは、アウトソーシングテクノロジーが人材採用において打ち出しているメッセージだ。「OSTechにジョインしたすべてのメンバーが、一人ひとり異なる『働き方』を選択でき、自分が理想とする『みらい』に辿り着くことができる会社を目指す」という意味が込められている。そこで今回は、年齢・性別・社歴・業務内容・家族構成などが全く異なる3名のメンバーに集まってもらい、ライフデザインについての座談会を企画。OSTechではどのようなキャリアやワークスタイルが実現できるのか、語り合ってもらった。【この記事は前後編の前編です】

PROFILE

  • 深津 翔吏(I Tエンジニアリング事業本部 エンジニアリングサービス3課)

  • 奥田 啓太(機電事業本部 金沢支店)

  • 和田 美和(事業推進本部 業務推進部 事務マネジメント課/熊本支店常駐

金融機関の合併によるシステム統合に携わる

まずは自己紹介を兼ねて、それぞれの業務内容を教えてください。

深津 私は中途入社して6年目を迎えたエンジニアです。千葉県の幕張に住んでいて、従業員が約5,000名の金融系の企業さんの現場で、社内SE的な業務に携わっています。社内ネットワークを構築したり、セキュリティ対策を含めたPCの環境を整えたり。また、ベンダーさんとの調整も任されていて、予算や見積の管理まですることも。もうすぐ企業合併によるシステム統合のプロジェクトもスタートするので、さらに忙しくなりそうです。

奥田 新卒入社4年目、金沢支店に所属しています。半導体の大手メーカーさんの現場で、工場の生産プロセスを管理するプロセスエンジニアリングに携わっています。日々、お客様の利益向上に努めていますが、生産プロセスにおける不具合を改善したり、コストを管理したり、スケジュールを調整することによって、純利益を年間で1,000万円ほどアップさせることができました。約100名が携わっているビジネスに、直接的に貢献できているのが、やりがいになっていますね。

和田 私は熊本支店に所属する事務職。元々は派遣社員としてOSTechで働き、その後、正社員に登用されました。今年で入社9年目を迎えます。今、働いている場所は熊本ですが、業務でカバーしているエリアは広く、東海エリア・北陸エリアの社員が引っ越しした時の住所変更の登録や、西日本エリア全体の経理の承認作業に携わっています。ですから、金沢支店に所属する奥田さんの住所変更も担当したかもしれませんね(笑)。

半導体関連の資格を取って給料アップを実現

働いている場所、職種、社歴などが全く異なるメンバーが集まりましたね。では、みなさんがOSTechにジョインしてから現在までに、どのような働き方をして、キャリアアップを実現してきたのか、知りたいです。まずは深津さん、お願いします。

深津 私は、もともと未経験でIT企業に入社。エンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、その会社がOSTechに合流したことで、OSTechのメンバーになりました。前身の会社時代も含め、システムの運用保守から始まって、インフラ周りの現場を多く経験。サーバやネットワークに関する知見を深めてきました。

その中で、ひとつの区切りとなったのが、OSTechにジョインしてから参加した世界的なスポーツ大会のプロジェクト。国内の多くの放送局がコラボして、現場からの中継を配信しようという、非常に大きな案件でした。「映像配信を含めたネットワークの知識や経験を高めるチャンスだ」と思い、自分からメンバーに立候補しました。それを、当時の上司の方を含めて一緒に働いていたメンバーがとても応援してくれて。現場での私の業務をカバーしてくれるなど、とても助けていただきました。

そのプロジェクトでは、“映像を飛ばす仕組み”を初めて学びました。中でも、映像をエンコードする貴重な装置を扱うことができたのは大きかったですね。今の現場で、さまざまなネットワーク機器を購入する役割が任されているのも、この知識・経験を評価されてのこと。それまでハードウェアを扱ったことはほとんどなかったので、新たに数多くの知見を得る機会となりました。「新しいことにチャレンジする」という姿勢は常に持ち続けたいですね。

「現場から抜けられると困る」はずなのに、深津さんの挑戦を周囲のメンバーが応援する。これはOSTechの良い風土ですね。では続いて、奥田さんのお話を聞かせてください。

奥田 私は新卒で入社してから、ずっと今の現場に携わっています。ひとつの現場に長く携わることは、「専門スキルを磨ける」という大きなメリットがある一方で、“井の中の蛙”になってしまう心配もある。そこで、上司の方に「若いうちにマネジメントを経験したい」と伝えました。早い段階からマネージャーとしての経験を積むことで視野を広げたかったからです。

結果、現在は金沢支店のグループリーダーとして、約120名のマネジメントを任されています。例えば、「仕事を“やらされている”感覚があり、モチベーションが上がらない」という新卒入社1年目のメンバーに、「知識を増やして、『自分が何をやっているのか』わかるようになると、仕事が楽しくなる」と伝えて、社内勉強会への参加などを促し、やる気になってもらったこともあります。

また、機電事業本部ではOSTech全体に先駆けて、「どのようなスキルを身につけると評価され、給与アップに繋がるのか」が明示される、新しい人事考課制度が導入されました。それを受けて、「評価を上げるためにはどうすれば良いか」を自分なりに考え『半導体製品製造技能士2級』の勉強を始めました。社内の研修プログラムを活用して取り組んだ結果、無事、合格することができました! すると、OSTechの人事考課だけでなく、お客様の評価もアップ。約6万円の月給アップを実現したんです。

3度の育休取得でも応援してくれる

「スキルアップのために努力している人を評価する」という、新しい人事考課制度の趣旨を体現しているエピソードですね! それでは、和田さんのキャリアアップについて、聞かせてください。

和田 では、私は、子育てとの両立についてお話しします。私はOSTechに入社した後、3度、出産。その度に、育児休暇を取得しています。迷惑をかけてしまうと思ったのですが、その都度、熊本支店のみなさんが、復帰後の時短勤務や、子供の急な発熱などでお休み・早退を柔軟に受け入れてくださった。女性からすると、「ライフイベントを迎えたときに、安心して仕事が続けられる環境がある」というのは、すごく心強いものです。

元々、私は「家庭と仕事を両立する働き方をしたい」と考えて、残業がない派遣社員として働くことを選択。その派遣先がたまたまOSTechの熊本支店だったのです。実際に働いてみると、OSTechには女性の活躍を支援する風土があり、支店長もお子さんがいらっしゃるので、出産・育児について理解が深かった。「OSTechなら、正社員になっても家庭と仕事を両立できる」と実感できたことで、正社員登用のお話を前向きに捉えることができました。ここまで多様な働き方を受け入れてくれる会社は、少ないと思いますね。

実は、私は2023年5月に、3度目の育休から復帰したばかり。休んでいる間に、従来の「熊本支店の事務職は熊本支店のメンバーをバックアップする」という体制から、「事務職の業務を細分化し、支店・エリアの枠を超えて多数のメンバーをバックアップする」という体制に変わっていました。この体制変更で、ひとつかふたつの業務スキルを、徹底的に深掘りしていけば良くなったので、格段に働きやすくなりましたね。とはいえ、熊本以外の拠点のことは何も知識がないのは事実。早く新体制に慣れるべく、励んでいます。

「育児休暇を取得できる」だけでなく、復職後のフォロー体制もある訳ですね。皆さん、OSTechの制度や風土を上手く活用して、キャリアを築いていっているのが伝わってきました。後編では、今後のキャリアプランについてお聞きしていきます!

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