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2023.09.11

【DXモビリティ課/佐渡島移住者対談】 最先端ITを扱う仕事をしながら、 美しい自然を満喫!

2万名を超えるエンジニアが、全国各地の現場で活躍しているアウトソーシングテクノロジー。その中には、「地域に雇用を創出するプロジェクトに取り組んでいるメンバー」や、「最先端の技術開発プロジェクトにテレワークで携わっているメンバー」もいる。今回は、新潟県佐渡島に移住し、同地のOSTech拠点で活躍中の若手メンバー、林直樹と岸本未来の対談を企画。山も海もある離島での生活と、最先端ITを扱う仕事を、どのように両立させているのか、語り合ってもらった。

PROFILE

  • 直樹(インテグレーション事業本部 DXモビリティ課)
    ◆入社:2022年(新卒)
    ◆趣味:サイクリング、サウナ、温泉めぐり

  • 岸本 未来(インテグレーション事業本部  DXモビリティ課)
    ◆入社:2023年(新卒)
    ◆趣味:音楽鑑賞、ビール・日本酒、料理

地元の方々に「観光業の閑散期にITで稼ぐ」を提案

最初に、お二人が今、どのような仕事に取り組んでいるのか、お聞きしたいです。まずは林さん、お願いします。

林 私は、地域密着型のクラウドソーシング事業を立ち上げるプロジェクトに携わっています。OSTechでは、地元の方々の働きたいニーズと、企業からの仕事の依頼をマッチングするシステムを構築してきました。今は新しく立ち上げをする地域バージョンを準備しています。

自分がいる佐渡島は観光業が盛んですが、豪雪地帯なので、冬は観光ビジネスの閑散期。その時に、例えば東京の会社から、テレワークでできるデータ入力などの仕事をすることができれば、非常に助かる。昔、北陸地方では、農業の閑散期に東京の建設現場などで働く“出稼ぎ”という慣習がありましたが、その現代版と言えるかもしれません。ITを駆使することで“地元から出て行かずに稼ぐ”わけです。

まずは、データ入力や、Webサイト画面の簡単なデザインなどの仕事からスタート。仕事をしながら段々とスキルアップしていただいて、いずれはプログラミングのような高度な業務にも対応できる人材を輩出したい。「都市部から地方へお金を還流させつつ、地方に優秀な人材を根付かせる」ことを目指すプロジェクトです。

自動運転車の実現に貢献する仕事です

非常に社会貢献度の高いプロジェクトですね! では、続いて、岸本さんの仕事の内容を教えてください。

岸本 私は、自動運転車の開発プロジェクトに携わっています。具体的には、全国のさまざまな場所で行われている、自動運転の実証実験について、収集されたデータマイニング業務を担当。膨大なデータを取捨選択して、ひと目でわかりやすいように数値化したり、グラフ化したりするのが主な役目です。

実験コースの中の「どこで事故が起きやすいか」「どこで人間の運転手の介入が必要となりやすいか」といったことを分析して、自動運転車の実現に貢献するのが目的。秋田や福島、兵庫や大阪など、各地で実証実験が行われているのですが、その都度、OSTechのメンバーが実験プロジェクトに入ってサポートしています。私自身が現地に出向くこともしばしば。そして実験が終われば、そのデータを佐渡島に持ち帰って、データマイニングに取り掛かり、結果を報告するという流れです。

「高精度の義手義足を創ろう」とエンジニアを志望

未来のテクノロジーに触れられるのは、エンジニアとしての醍醐味がありそうですね! では次に、それぞれ、どのような経緯でOSTechにジョインしたのか、聞かせてください。

林 私は大学では文系の出身。地方創生について学びました。その授業の一環として、島根県の益田市という「過疎という言葉が生まれた土地」と言われている程、人口が減少しているところで約3か月、フィールドワークに取り組みました。地元のみなさんと交流し、地域の課題解決を目指すプロジェクトに参加しているなかで、過疎化による人手不足のために、地元の企業や商店が次々に廃業している現実を知りました。

そのときに、例えば「経理業務をRPAで自動化する」とか「ドローンで商品を配送する」とか、最先端テクノロジーを使うことで、人手不足の問題を解決できるのではないかと思い当たりました。しかも、地元にそうしたテクノロジーを扱う企業ができれば、若い人が地域に残って活躍できる。そこで、「卒業後は、まずIT企業に入ってテクノロジーを扱うスキルを身につけよう。それから地方創生に携わろう」と。

当時は、「パソコンを使った最低限の作業はできる」程度のスキルしかなかったのですが、就活ではIT企業に絞ってアプローチ。そして、「文系出身のIT未経験者でも、エンジニアとして育成する仕組みがある」ことと、「全国各地に拠点があり、地方に貢献している会社」ことが決め手になって、OSTech入社しました。

岸本 私の場合、大学では精密機械工学を専攻しました。父が建築関連の仕事をしていて、ドライブに連れて行ってもらった時に、「ここのお宅はお父さんが建てたんだよ」とか、教えてもらって。自然と、ものづくりに興味を持つようになりました。決定的だったのは、高校時代にひざをケガしてしまったこと。杖を使って歩いたりしている内に、「もっと精密な義手や義足があれば、助かる人がたくさんいるはず」と。

その開発に携わるのが自分の将来の夢になり、大学進学に当たっては、ものづくりに直結する学部を選びました。ただ、ハードウェアについて学ぶなか、「今のものづくりにはソフトウェアの知識も必要だ」と感じて。冷蔵庫でも、最新の商品は「冷蔵庫の中にある食材から、どんな献立ができるか表示してくれる機能」がある、とか。しっかりソフトウェアの知識やスキルを身につける必要があると思いました。

そこで就活では、「ものづくりに携われて、なおかつソフトウェアの専門知識を身につけられる会社」という基準で探しました。そこで出会ったのがOSTechです。メーカーに入社してしまうと、そのメーカーの製品しか携われないので、スキルが限定されてしまう。その点、OSTechであれば、会社や職種に縛られず、ものづくりに必要なスキルを幅広く身につけられる。その点が決め手になって、入社しました。

「地元に根付いた企業」を目指して

入社後、林さんは地方創生に関わる仕事、岸本さんは自動運転車の開発プロジェクトと、それぞれ学生時代に夢見ていたことに近い仕事に携わることになったのですね。では次に、入社後、佐渡島へ移住して、現在の仕事に就いてから、一番、やりがいを感じた経験をシェアしてください。

 少しずつ、地元の方々から信頼いただき、ホンネで対話できるようになってきたことでしょうか。最初は、「東京から来た会社の人。どうせすぐに島を出て行くんだろう」と思われているように感じてしまいました。

そこで「OSTechがやろうとしていることは、最先端のテレワークの技術によって、地元の方々が地域から出ていかずに稼げる仕組みを作ることです」と、機会があるたびに説明するように。それが徐々に浸透している実感はありますね。拠点が入っているワーキングプレイスに佐渡の伝統芸能に参加されている方がいらっしゃることもあって、地域で大切に受け継がれているお祭りにも参加させていただくことがあるんですよ。そんなご縁もあって、地元の社会人野球チームにも2人で加入しました!

岸本 私の場合は自動運転という、新技術の最前線で仕事をしているので、「自分の仕事は最先端テクノロジーの発展に繋がっているんだ」という高揚感がありますね。

それに加えて、佐渡島の方々から、「自動運転バスが実現したら、ぜひ島に欲しい!」という声をよく聞くので、「もしかしたら、島の交通事情に革命を起こすお手伝いができるかもしれない」ということも、やりがいに繋がっています。佐渡島には鉄道がなく、基本は車での移動。でも、ご高齢の方が増えて「自分で運転するのは怖い」という人も増えている。その中で、自動運転のバスができれば、一気に交通が便利になる。そういう夢を、うれしそうな顔で話す地元の人たちを見ていると、やりがいを強く感じますね。

伝統芸能の佐渡太鼓

大雪や自家用車ありきの交通網には苦労しています

ぜひ、OSTechでお手伝いしたいですね! では次に、地方に移住して仕事をする上で、苦労したことは何でしょう。

林 先程の岸本さんのお話の通り、「島内の交通網」は気になるところですね。「自家用車は必須」とは聞いていたのですが、東京出身なので甘くみていて。移住して最初の1か月は車なしの生活。「バスで移動すれば良い」と思って、雪の中バス停で待っていたら、バスが素通りしてしまって。普段、その停留所から乗り込んで来る人がいないので、ちょっと行き過ぎてしまったそうです(笑)。

また、島外へ出るのも一苦労。私の場合、クラウドソーシングに仕事を発注してもらうため、東京の企業にも営業しなくてはいけない。ある程度、関係を築いていればオンラインでの営業も可能ですが、初対面の場合はリアルにお会いする必要がある。その時は、片道の移動だけで1日掛かり。島の内外で、移動には苦労していますね。

佐渡島へはジェットフォイル(高速艇)とフェリーが運行 ※写真はジェットフォイル

岸本 私も同じく、実証実験が行われる現場までの移動には苦労していますね。それから、やはり雪がすごい。ちょうど私が佐渡島へ移住する当日が大雪で、フェリーが欠航して。その年は記録的な吹雪の日もあって、家から外へ出られないなんてことも。移住前は「離島といってもスーパーもコンビニもある」と気楽に構えていたのですが、そのスーパーやコンビニすら行けない訳で、「これは大変だぞ」と。

 ただ、そうしたリアルな移動がなければ、特に「地方だから」「離島だから」ということで不便を感じたことはないですね。OSTechの社内の連絡や会議は全てオンラインでできていますから。

普段の生活の中に海や森があります!

最後に、佐渡島の良い所をアピールしてください!

林 まず前提として、5万人の人口があるので、生活基盤がある程度、整っています。それに観光地ですから、島外の人を受け入れてくれる文化や環境もある。ですから、移住するには非常に良い条件です。

その上で、自然が豊か。今、私たちが勤務しているOSTech佐渡島拠点のオフィスは、目の前が湖。近くにはダイビングスポットとして有名な海岸だったり、日本百名山に選ばれている山だったり、それがものすごく身近にある。普段の生活の中に自然がある環境で仕事ができるのは、本当にうれしいですね。

岸本 職住近接の暮らしをしているので、ワークライフバランスがしっかり図れています。18時に仕事が終わって、30分後には飲み会へ行ったり、スポーツセンターで運動したり。オフィスから車で5分のところにある温泉で、ゆったりくつろぐこともありますね。

それに、食事が本当においしい。マグロ、カニ、ブリ、牡蠣…。つい食べ過ぎてしまうので、林さんと「習慣的に運動しよう!」と話しています(笑)。

移住して、仕事も生活も充実されているのが伝わってきました! 本日はありがとうございました! 佐渡での活動については、web社内報で引き続きお知らせしていきたいと思います。

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