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2022.05.23

【新卒座談会(前編)】 頼れる先輩のサポートがあるから、 1年目でも最前線で仕事ができます

2022年4月、1,600名超の新卒メンバーが加わったアウトソーシングテクノロジー。毎年、ジョインする新人たちが仕事を覚え、エンジニアとして成長していくパワーが、「OSTechが企業成長を遂げる原動力」のひとつにもなっている。そこで今回は、2021年4月に新卒で入社し、このほど2年目を迎えた谷山亮太、那須明日菜、牛田拓真、金森亮磨の4名に集まってもらい、座談会を企画。就活時のインターンシップや入社後の集合研修などで、お互いをニックネームで呼び合うほど親密になっている4人。OSTechでの1年間について、ホンネで語り合ってもらった(この記事は前後編の前編です)。

PROFILE

  • 谷山 亮太(SS事業本部 地方創生・MaaS事業推進課)
  • 那須 明日菜(R&D事業本部 姫路支店)

  • 牛田 拓真(SS事業本部 ソリューション技術部)

  • 金森 亮磨(R&D事業本部 熊本支店)

自動運転車のデモ走行に携わりました!

最初は、「この1年間で、やりがいを感じた仕事」というテーマで語り合いましょうか。

谷山

では、僕から! 今、僕は車の自動運転システムの開発プロジェクトに携わっていて、最近、プロトタイプの車が完成し、人を乗せたデモ走行を無事に終えました。デモに関する一連の業務を任されたなかに、例えば、実験計画書の作成や安全配慮といったレビューなどを担当しているので、とてもやりがいを感じましたね。

那須

すごい! 最先端のプロジェクトだね。私も谷山君と、やりがいが似ているかも。私は、火力発電のガスタービンに使われる周辺機器の設計に携わる仕事をしているよ。そのなかで、初めて自分の担当のプロジェクトを任せてもらえたことかな。お客様と二人三脚で、図面作成や正しい機器選定をし、最後にお客様から感謝の言葉をいただけたときは、達成感がありました。

牛田

僕は、大学時代に発電所に関わる研究をしていたから、那須さんの仕事の話を聞くと親近感がわくな。それにLNG発電は今、ウクライナ問題で燃料確保に不安がでているから、効率的な設計をすることは国際問題に貢献することでもある、重要な仕事だよね。

那須

そうだね、責任の大きさを感じています。そう言う牛田君のやりがいは、どんなことなの?

牛田

現場で調整役の仕事が上手くいったときかな。今、僕が携わっているのは、病院と臨床検査機関との間で使うWEBシステムの開発。そのなかのひとつとして、1機能の進捗管理を任されていて。なので、先輩に対しても業務依頼をすることもある。勇気を出して依頼をした結果、スムーズに進捗したときは、やりがいを感じるな。

金森

さすがだね。たぶん僕には難しい(笑)。僕の場合、半導体の装置を立ち上げる仕事をしていて、薬液も扱うからとても危険なんだよね。また海外で仕事をさせてもらうことが多くて、今現在、世界で必要とされているモノに携わっていることがやりがいになっています。ちなみに、先日は中国に行き、明日からは岩手へ。その後は台湾に行く予定。

谷山

金森君は、本当に出張していることが多い。同期の中でも一番、会えない(笑)。今日こうして話すのは久しぶりだよね。

金森

そうだね。あれ? 今、家のインターホンが鳴った。明日の出張で持って行く荷物が届いたっぽいので、ちょっと失礼します。

谷山

行っちゃいました(笑)。出張に持っていけなかったら大変ですもんね。

熟練の先輩へも依頼をする役目

戻り次第、金森さんにも話してもらうとして。次は、仕事をする中で苦労したことについて語り合いましょう。

谷山

僕は、上司から頼まれたことは率先して取り組むようにしていますが、それが受けきれない量になると大変。でも、自分から意欲的に取り組まないと、何も身につかないと思うから。

那須

同感だな。受け身でいると、どんどん置いていかれちゃう。私は、わからないことを解消するのに苦労していますね。わからなくてもすぐに先輩に聞くのではなく、自分で調べて理解しようとしているから。

牛田

いいね、見習いたい。僕が苦労しているのは、やはり先輩に対しても依頼しないといけないこと。依頼の粒度を的確に、適切にしないと進捗が遅れてしまう。その粒度の見極めが難しいところ。「それじゃ、わからない」と返されることもしばしばです。

金森

戻りました! 失礼しました。今の牛田君の話だけど、1年目の仕事にしては、かなり重たいよね。でも乗り越えられれば、同期の中でも早くリーダーに昇進できるんじゃないかな。ところで、今話しているのは「仕事で苦戦していること」で良いの?

牛田

そのとおり。金森君は、海外出張が多いから、言葉の問題で苦労しそうだよね。

金森

そうなんだよね。先日の中国出張では、現地に日本語が話せる人もいたけど、あえて英語で話すようにしました。今後も海外に行くことを考えると、英語に慣れておきたかったから。それに、入国時にコロナ対策のために隔離される時間があったので、その間に中国語の勉強をしました。

いろいろな職種に挑戦できる環境が魅力でした

インターンシップでは当時、最先端のDXデバイスについて解説

それぞれ努力している様子が伝わってきますね。では、少しさかのぼって、みなさんがOSTechに入社することになった経緯について語り合いましょうか。

谷山

僕の場合、大学でロボット工学を専攻していたから、ソフトもハードも学んでいて。ソフトとハードのどちらの仕事をするのか、すごく悩みました。そうしたなかでOSTechに決めたのは、どちらの仕事にも携われる環境があるからでしたね。

那須

私も「OSTechなら、いろいろな仕事ができそうだ」と思ったのが決め手。というのも、大学は工学部だったのですが、就職先はエンジニアに限らず、営業職や人事職にも興味があって。OSTechの面接で、「さまざまな職種に挑戦できる環境がある」と聞いて、強く惹かれました。それに、女性の技術職が活躍していることも魅力的でしたね。

インターンシップに参加している当時の那須さん

牛田

僕も就活では1社に絞れなくて、さんざん悩みましたね。OSTechに決めたのは、インターンに参加してグループワークをしたとき、アドバイザーとして付いてくださった社員の方々に、ものすごい熱量を感じたこと。僕たちに寄り添って、真剣にアドバイスしてくださって。「この人たちと一緒に働きたい!」と。

金森

同じく。僕もOSTechのインターンに参加して、「市場価値の高いエンジニア」をテーマにグループディスカッションをして、結論を発表しました。その際、僕たちの発表に対して真剣にコメントしてくださる社員の方々を見て、人を育てようとする姿勢が伝わってきた。チャレンジ精神が強い自分をより高めてくれると感じられたので、入社を決めました。

牛田

進路に悩んでいる就活生の方がこの記事を読んでいるなら、OSTechのインターンに参加するのをおススメします。社風もわかるし、入社後の仕事もイメージできると思いますよ。

当時のインターンシップの様子

先輩の助言でコロナ禍の中国出張を乗り切れた

では続いて、入社後の話を。自己成長に役立った会社や上司、先輩などのサポートの話をシェアしてください。

谷山

僕は、車の自動運転プロジェクトへの配属が決まった後、車の構造や内蔵されているIT機器やシステムについて3か月ほど学び、さらに実際に運転もする研修を受けました。それが非常に役立ちましたね。お陰で、プロジェクトに参加している他社のエンジニアと、知識の面でかなり先んじることができ、重要な仕事を任され、自分の存在価値を示せたと思います。

那須

私の場合は、先輩からのアドバイスが大きかったですね。例えば、ある先輩に仕事の効率性について相談したら、「それはマクロを使えば一瞬ですむよ」と。実際にマクロを勉強して、業務効率を大幅に改善できました。ほかにも、子育てと仕事を両立させる働き方とか、いずれ役に立つお話もうかがうことができました。

牛田

僕も先輩からのアドバイスが役立ちました。OSTechには社内の有志が参加しているチャットツールがあって、そこへ質問を投げかけると、時間外でも土日でも、誰かが回答してくれる仕組みがある。どちらかというと、趣味の会話をしているようなラフな感じで参加しています。

那須

そういえば、牛田君から、5つのキャリアと契約しても、スマホの月額料金が1万円以内で済む裏技を教えてもらったけど、あれも「先輩から教えてもらった」って言ってたね。

金森

念のために聞いておきたいんだけど、その裏技、合法なの?(笑)

牛田

合法だよ!(笑)ほかにも、プライベートで「サーバーを立ち上げたい」と思って、自分で調べてもわからなかったところを質問したことがあって。先輩から的確な回答が返ってきて、無事に立ち上げに成功しましたね。

金森

楽しそうだね! 僕の場合は、半導体業界をずっと経験してきた先輩エンジニアから業界ニュースをいち早く教えてもらって、自分の仕事と日本の経済が密接に繋がっているってことを改めて感じることができた。実践的な知恵としては、中国出張を経験した先輩から「入国時の隔離期間が長くて、食べ物に困るだろうから、カップ麺を山ほど持っていった方が良い」とアドバイスが。そのとおりだったので、とても助かりました。

みなさん、周囲からの手厚いサポートを受けているわけですね! まだまだお聞きしたいことがあるので、続きは後編で!

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