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2023.07.31

【女性活躍推進PJ/OS&OSTech座談会】 アウトソーシンググループとして、 先進的な働き方を推進しよう(前編)

技術者派遣をメイン事業とするアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)と、その親会社で製造派遣業を手掛けるアウトソーシング(以下、OS)。両社は今、「女性活躍推進プロジェクト(以下、ジョカツ)」を立ち上げている点で共通している。ともに、「“モノづくりは男性の仕事”という、現場に根強く残るイメージを変え、女性を始めとする多様な人材が活躍できる環境を作ることが、さらなる企業成長に不可欠」と考えているからだ。そこで今回は、双方のジョカツに携わるメンバーに集まってもらい、座談会を企画。ジョカツによって何を実現していくのか、語り合ってもらった。【本記事は前後編の前編です】

PROFILE

  • アウトソーシング
    木田 和成(製造・サービス統括本部 第1事業統括部 統括部長)

  • アウトソーシング
    遠藤 絵美
    (製造・サービス統括本部 第1事業統括部 主任)
  • アウトソーシングテクノロジー
    渡鍋
    敦志(機電事業本部 横浜支店 支店長)

  • アウトソーシングテクノロジー
    石井
    えみ(事業推進本部 関東キャリアマネジメント課 係長)

“ジョカツ専任”メンバーを社内公募

最初に、自己紹介を兼ねて、みなさんがジョカツに携わることになった経緯を教えてください。

遠藤(OS 私は、社内公募がきっかけで、ジョカツに参加しました。OSでは、ジョカツに専任で携わるメンバーを募集していて。その告知を見た時、私自身が入社後、結婚や出産といったライフイベントを経験する中で、仕事との両立などに苦労してきたことを活かして、「自分の手で女性が働きやすい職場を作りたい」と。それで応募したところ、ありがたいことに、採用していただきました。専任ですから、現在はジョカツ以外の業務はしていません。

木田(OS 私は製造・サービス統括本部、第1事業統括部において、主に東日本エリア在籍約7,000名の人材をマネジメントしていますが、その内、女性は約3割と少ない。「もっと女性に活躍してもらえる余地はあるはずだ」という問題意識を持っていたところ、OSの経営管理本部でジョカツが立ち上がりました。

その約1年後に、製造・サービス統括本部でも女性活躍を推進していくべきとプロジェクトが発足され、そこでプロジェクトの東日本地域のリーダーを任せていただいています。OS製造・サービス統括本部のジョカツは、専任メンバーとして遠藤さんが参画してくれたことで、本格的にスタートしたと思っています。

渡鍋(OSTech 「専任のメンバーがいる」というのは、ジョカツに対するOSさんの“本気度”が感じられますね! 私たちOSTechのジョカツのメンバーは全員、兼任ですが、私も志願してPJに参加したのは同じです。きっかけは、営業職として、OSTechのプロデスク事業に携わったこと。プロデスクとは、モノづくりやテクノロジーなどの専門知識を身につけた“ハイスペック事務職”の方々に活躍してもらう事業です。

事務職ですから、女性が多い。営業担当として、事務職の方々の育休取得やそこからの復職に関して、頻繁に相談を受けていました。その時に、ちょうどOSTechのジョカツが始まって。「このPJから、プロデスクの課題解決策が見いだせるかもしれない!」と、志願しました。それに、私自身、3人の息子がいる父親。「子育てについての経験や知見が活かせるかもしれない」という思いもありましたね。

石井(OSTech 渡鍋さんは、OSTechのジョカツで初めての男性メンバーです。「女性だけで進めているPJ」にはしたくなかったので、渡鍋さんが手を挙げてくださった時は、本当にうれしかったです!

私の場合、OSTechのジョカツのリーダー役を務めている、人財戦略本部・エキスパート採用部課長(現・広報課長)の若林さんからお誘いを受けて、参加しました。私自身の業務は、キャリアアドバイザー。エンジニアを中心に、今までに4,000名以上の方のキャリア相談を受けてきました。その中には、家庭と仕事の両立に悩む女性の相談も。「どうしたら解決できるのだろう」と、模索していた時に、若林さんにお声がけいただいたのです。絶妙なタイミングだったので、まだ上長に了承をいただいていないのに、その場で若林さんに「参加します!」と即答していました(笑)。

女性が活躍できる現場はたくさんあります!

みなさん、仕事の中で問題意識を持ち、それを解決できる場を求めて、ジョカツに参加したことは共通していますね。では次に、両社がジョカツを発足させた背景について、解説をお願いします。

木田(OS OSのメイン事業である製造派遣の業界では、「女性がまだまだ少ない」という現実があります。その大きな原因は、「製造業は力仕事が必須だから、男がやるもの」というイメージが根強くあること。しかし、実際には、テスターや組立、梱包の仕事まで、力仕事など全くなく、女性が活躍できる仕事がたくさんある。ただ、業界の外にいる女性の方々には、そうしたイメージがないのでしょう。実態を女性のみなさんに伝えて、イメージを変えていくことが、大きな課題。そうした情報発信の機能も、ジョカツに期待されていることのひとつだと思います。

遠藤(OS 働く女性への情報発信とともに、お客様にご理解をいただけるように働きかけていくことも、ジョカツの大事な役割だと思います。私はジョカツ専任になる前は、営業として、モノづくりの現場と、そこで働く方々とのマッチングに携わっていました。その中で、お客様によっては人材の性別や年齢、国籍などを指定されるケースもあって。ダイバーシティ&インクルージョンを実行しにくい現実を、感じていましたから。

石井(OSTech それはOSTechでも同じですね。ITやR&Dの現場でも、中には、女性エンジニアを迎え入れることに慎重なお客様がいらっしゃいます。女性の場合、お客様が手間をかけて現場での仕事を覚えてもらっても、「結婚や出産といったライフイベントで辞めてしまうリスクがある」と、敬遠されてしまう。そうしたお客様の考え方を変えていただけるように、ジョカツで働きかけていけたらいいですね。

渡鍋(OSTech その点、最近は現場で活躍する女性エンジニアも増えてきていて。お客様に「出産・育児のためにいったん、現場を離れても、また戻って来て欲しい」と言っていただけるケースも出てきています。こうした事例をジョカツでまとめて、お客様にご提示できれば、役に立つと思います。

セミナーやガイドブックで意識変革を後押し

OSもOSTechも、モノづくりの現場に根強く残る、古い働き方を変革するためにジョカツを発足させたわけですね。では続いて、これまでのジョカツの取り組みで、成果があったものをシェアしてください。

石井(OSTech 管理職向けに、産休・育休についてのセミナーを企画・実施しました。産休・育休制度の解説だけでなく、「取得を申し出たり、休暇明けの復職について悩んでいる女性メンバーに対して、どのようなコミュニケーションを取ったらよいか」を学ぶもの。受講後、「とても参考になった」という声が多かったので、対象を営業職などの一般社員にも広げて、約300名に同様のセミナーをする開催することになりました。

渡鍋(OSTech 育休についてのガイドブック作成も、好評だった取り組みの1つですね。就業規則の記載だけでは、どのようにすれば取得できるのか、わかりにくい面も。そこで、申請方法を詳しく解説したガイドブックを制作。多くの社員から「非常に分かりやすく、役立ちました」という声が寄せられたので、手応えを感じています。

遠藤(OS セミナーやガイドブックはいいですね! OSのジョカツでも取り入れたい。私たちのジョカツでは、2023年2月から、アウトソーシング内で活躍している社員(アンケートにて事前ヒアリング)をピックアップさせていただき、インタビューや座談会形式の記事をRatoon(OSグループ社内報)で紹介しています。自らの体験談をもとに話すので、参考にしてもらえると考えたからです。

また、女性のみなさんが課題だと感じていることを知るため、アンケート調査を行ったところ、「気軽に相談できる場が欲しい」という回答が多かった。そこで、横のつながりを醸成する社内交流会を6月19日から23日まで、5日間にわたって開催しました。テーマは年代別、先輩・後輩との交流、出産・育児の3つで、おおよそ100名が参加してくれました。「部門を超えて、つながりができるきっかけになりました」「また開催してほしい」などの声をいただいています。

木田(OS OSのジョカツは、まず営業職など、管理部門の女性を対象にしています。「現場で働くメンバーを採用したり、キャリアの相談に乗ったりする部門で女性に活躍してもらうことが、まずは必要」と考えてのこと。「現場で活躍する女性が増え、定着率がアップする」といった、最終的な成果が出るまでには時間がかかるでしょう。息の長い取り組みになると思いますが、OSの企業成長に欠かせないプロジェクトだと、確信しています。

ありがとうございます! 後編では、今後、どのような取り組みをしていきたいか、ビジョンもお聞きしていきます!

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