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2022.11.07

【デザイナー×営業対談】 OSTechではデザイナーも活躍中。 有名TV番組の制作にも携わっています

アウトソーシングテクノロジーには、グループ全体で約2万3,000名のメンバーが在籍。エンジニアが大きな割合を占めているが、150名を超えるデザイナーも、それぞれの現場で活躍してくれている。今回は、OSTechのデザイナーにスポットライトを当てるため、デザイナーと現場とのマッチングに携わっている営業の大西猛と、彼のバックアップによって地上波TV局の有名番組制作の仕事に携わっているデザイナー・林夏菜子の対談を企画。「デザイナーが働く場」としてのOSTechの魅力などについて、語り合ってもらった。

PROFILE

  • 林 夏菜子(SS事業本部 ソリューションセールス2課/デザイナー)
    ◆入社:2019年(新卒)
    ◆趣味:映画鑑賞

  • 大西 猛(SS事業本部 ソリューションセールス2課/営業)
    ◆入社:2017年(中途)
    ◆趣味:ゴルフ

TV局や印刷会社でデザイナー約150名が活躍

最初に自己紹介をかねて、お二人が現在、携わっている業務の内容を教えてください。

林 私はデザイナーとして、地上波TV局の番組制作に携わっています。例えば、地域情報番組の中で表示される地図の作成や、音楽番組の中でテロップ表示されるアーティストのプロフィールや曲のタイトルのフォントや配置の選定、報道・教養番組で使われるパワーポイントのアニメーションの設定など、さまざまな業務を経験してきました。

基本的なデザインのテイストや方向性は決まっているので、それを受けて、文字を大きくして読みやすくしたり、レイアウトを整理して見やすくしたりすることが主な仕事。デザインの大枠が決まってから、番組の放送まで時間がないことも多いので、必要なデザインをスピーディーに作成するスキルが求められています。

大西 私はソリューションセールス2課で営業に携わっています。林さんが活躍してくれているTV局の仕事も、私が営業担当です。現在、その現場では、林さんを含めてOSTechのメンバーが約40名、活躍してくれています。

ほかにも、大手印刷会社の現場や、Web、映像制作やSNS運用、企業内でのドキュメント制作など、多岐にわたる現場でOSTechのデザイナーが活躍中です。特に、映像制作やSNS運用はコロナの影響もあってご要望が高まっている分野。訴求力をUPさせるために動的表現へ移行しつつあり、SNSでもバナーを挿入するなど、デザイン面からの支援が求められています。

そのような気運もあり、幅広い業種のお客様からデザインの仕事を受注していて、ソリューションセールス2課に在籍する約150名のデザイナーが業務に携わっています。OSTechは、エンジニアだけでなく、デザイナーが働く場としても、かなり規模が大きい組織だということを、もっと知ってもらいたいですね。

なるほど。例えば、現場で活躍しているエンジニアが、「デザイナーがいればいいんだけど…」とお客様が話しているのを聞いたら、大西さんに話を繋げれば、お役に立てるかもしれない訳ですね! では続いて、お二人は、どのような経緯でOSTechにジョインしたのか、聞かせてください。

大西 私の場合は、前職の会社がM&AによってOSTechグループに仲間入りしたことで入社しました。前職は早い段階からDTPによる版下制作をしていた会社で、TV局系列のデザインプロダクションのお手伝いをすることに。私はそこで、デザイナーとしてTV番組で流すテロップのデジタル化を担当。その後、同じ現場にほかのデザイナーのメンバーに来てもらい、チームでデザイン制作する体制にしていきました。

そして2017年、前職の会社がOSTechグループにジョイン。TV局の仕事はそのままOSTechに引き継がれることになり、私自身もOSTechのメンバーになることを選択しました。エンジニアがメインの会社ではありますが、メンバーが若く、急成長を遂げている。「若い方々に私が経験したことを伝えることで、お役に立てるのでは」と考えたからです。実は、2021年に定年を迎えたのですが、現場のデザインチームから「まだまだいろいろと教えて欲しい」と声を掛けてもらったので、営業として残ることになりました。「OSTechに移る決断をして良かった」と思いましたね。
※DTP…文章や写真、イラストなどのレイアウトを考え、ソフトを使ってデザインをすること

林 私の場合は、新卒で入社しました。大学では、ビジュアルデザインを専攻。「学んだことを活かそう」と考えて、就活では出版社などデザインに携われる会社を探しました。OSTechとの出会いは、学校に求人が出ていたこと。パワーポイントを使ったデザインの仕事の募集で、もともと、興味のある分野だったので会社説明会に参加することにしました。

説明会で、大手企業を含めて、いろんなデザインの案件に携わることができると知り、入社を決めました。ITや、ものづくりがメインの会社だという認識はありましたが、あまり気にしなかったです(笑)。

デザイナーがお互いの現場経験をシェアし合える

入社後、林さんがデザイナーとして自己成長を実感したエピソードをシェアしてください。

林 地域情報を紹介する番組の仕事で、生放送の経験を積んだことです。生放送は、訂正のテロップを緊急で入れるとか、その場で対応しなければならないことが多く、収録とは違って緊張感のある仕事。最初のころは、一人では心細いので、必ず先輩に同席してもらっていました。ですが、そのような状態ではいつまでも独り立ちができません。

そこで、自分からほかの番組スタッフの方々とコミュニケーションを取るようにして、自分の役割を把握。仕事を頼まれやすく、頼みやすい環境をつくる努力を重ねました。もともと、私は内向的な性格。あまり人付き合いが得意ではないのですが、「自ら動かなければキャリアアップできない」と、頑張りました。結果、チームの中で自分を機能させられるようになり、仕事がおもしろくなりましたね。

大西 林さんのように好奇心旺盛で自分から学ぶ姿勢を持ち、しっかりコミュニケーションが取れる方は、デザイナーに限ったことではないでしょうが、現場で必ず活躍できます。技術面だけではなく、人間性も評価されることを意識しながら、経験を積んでいって欲しいですね。

では、デザイナーとして成長していく上で、OSTechで働くメリットは何でしょうか。

林 業種が幅広いので、選択肢が多いことです。仮に、私が出版社に就職していたとしたら、放送分野のデザインを経験することはなかったはず。デザイナーとしてキャリアを積んでいくなら、選択肢が多いのは大きなメリットではないでしょうか。また、スキルアップ支援の仕組みが整っているのもOSTechの良いところ。私自身、学生時代にはイラストレーターやフォトショップといったソフトは触っていなかったのですが、OSTechの新人研修で習得できました。

大西 約150名のデザイナーが在籍しているので、社内でそれぞれの経験を共有できるのも、良い点だと思います。例えば、パラリンピック関連の広告に携わった方や、大手百貨店のWeb制作を手掛けた方、オフィスビルのエレベーターの内装をデザインした方など、いろいろな経験を持ち寄って、勉強会で教え合っています。デザイナーが成長していく上で、最適な環境が整っていると言えるかもしれませんね。

地方のTV局のデザイン案件を開拓していきます

最後に、それぞれの今後の目標を聞かせてください。

林 デザイナーとして、人に頼られるような存在になりたいですね。そのためには、仕事の幅を広げながら、コミュニケーション力も磨いていきたい。将来的には、デザインプロジェクトをマネジメントできるようになりたいです。

大西 後任に業務を引き継いでいきながら、デザイン部門の収益基盤を確立したい。そのために今、力を入れているのが、地方のTV局の案件開拓。UターンやIターンを希望するデザイナーさんが活躍できる場として有望ですから。実際、若手の営業が、中部地方の放送局にアプローチしていて、期待できそうです。私自身は業務拡大に向けて、今までの経験を活かしながら、後方支援していくつもりです。

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