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2022.08.08

【イベントレポート】ものづくりの原点 鳥人間コンテストチーム テスト飛行会

史上最短で梅雨が明けた2022年。各地で異例の猛暑が続く7月2日(土)、アウトソーシングテクノロジーの鳥人間コンテストチーム「Flower’s factory(フロワーズ・ファクトリー)」のテスト飛行会が開催されました。2022年度は残念ながら、書類審査で出場を逃した同チーム。機体はすでに各地で分散して製作が進んでおり、また、来年以降の出場へ向けて飛行データを取得する必要もあったことから、メンバーが尼崎作業場に集結しました。その模様をお知らせします。

これまでの活動はこちらからご確認ください
https://www.ostech-online-magazine.com/tag/サークル活動/

厳戒態勢のなか行われたテスト飛行会

今年は、大会でお披露目することなく機体が解体されることとなったため、 “ものづくりのプロ集団”であるチームの技術を学ぶ機会として、研修会を設定。各地の拠点から希望者が総勢75名ほど、機体の組み上げ、飛行テストを見学しました。
当日は、台風4号が徐々に日本列島に近づいている気象条件。太陽がジリジリと照りつけ、気温は朝9時ごろには30度を超えました。開始時間の10時には、北は札幌支店、南は福岡支店から見学者が集結。受付では検温と健康チェック、消毒が実施され、参加者全員がマスクを着用して参加しました。

40個のパーツが、飛行機になる

Flower’s factoryは、鳥人間コンテストに参加するたくさんのチームのなかでも少数派の、分割製作方式。毎年7月下旬に開催される鳥人間コンテストの天候(酷暑)、運搬・作業効率、作業者の体力を考慮し、おおよそ30分で組み立てられるように設計されています。そうして昨年秋から手分けして製作されてきた約40個ものパーツが、初めて機体に組み立てられるのがこのテスト飛行会。機体は毎年イチから製作されているため、チームのメンバーにとっても今年の機体は初お目見えとなります!

テスト飛行が行われるのは、尼崎作業場の目の前にある公園。次々と主翼やボディが会場に運び込まれます。大会本番を想定した予行演習でもあることから、組み立て作業に携わるのはチームメンバーのみ。研修会の参加者は、間近で滑空機を見るのは生涯初めての人がほとんどということもあって、搬入作業も熱い視線で見守りました。

すべてのパーツが会場に運び込まれると、コックピットと主翼を支える骨組みを繋ぐことから組み立て作業が始まります。
このころになると日差しが強く照りつけ、体感気温は35度以上!?に感じられるように。暑さのせいか、これまですんなり組み立てられていた翼の接合部(かんざし部)がはまらないというトラブルも発生し、組み込み部分の調整のために一旦、お昼休憩をはさみました。

そして完成したのがこちら!
スケールが大きくてサイズ感が伝わりづらいですが、「Flower’s factory」のメンバーが総力を結集して製作された全翼長23mの機体です!

さっそく、組み立て作業を遠巻きに見守っていた参加者に、間近で観察してもらいます。
機体を前に、材質はもちろんのこと、設計から製作までの作業工程、尾翼の制御装置などの機能について解説。特にコックピットの機体前衛キャノピー(風防)は、バーベキュー台で炭を起こし、熱で柔らかくして成形した逸品で、やり直しも含めて2〜3週間かけて作り上げた苦労話が披露されました。

エンジニアが千本ダッシュ!?

鳥人間コンテストで「Flower’s factory」が参加するのは滑空機部門。本番は、琵琶湖湖面に建設された高さ10mの特設プラットホームから人力だけで飛び立ち、湖面に着水します。そのため、テストでは機体に土台と車輪を取り付けてひたすらダッシュすることでスタートの状況を再現。メンバーが本番さながらに懸命に機体を引っ張ります!

テスト飛行会当日は、南太平洋上にある台風の影響を受けて次第に風が強まるコンディション。最寄りの豊中市の観測データでは、7.3mの風が記録されています。ころころと変化する風向きに気をつかいながら、何度もテストを繰り返すバードマンたち。人力によって23mもの主翼が飛び立つが如く反りかえる様は感動モノです!!

「想像以上に大きい」「参加して本気度を感じた」

全国の拠点からの参加者からは「近くで見るとすごく丁寧に、キレイに作ってある。本気度を感じました」「この炎天下、延々と走っている姿を見て、真剣にやっているのが伝わってきました」「間近で見ると想像していた以上に大きいですね」など感想が聞かれました。
福岡支店から参加した岩永 久美子さんは、普段はCADで機械設計を担当。「業務で設計を担当していますが、完成品を見る機会はほとんどありません。今日参加して、ものづくりは段取りが大切ということがわかりました。現場の雰囲気を知ることができました」と話してくれました。「鳥人間コンテストはテレビでずっと見ていました。入社してまだ2か月ですが、ものづくりに興味があったので参加しました」とコメントしたのは、普段は自動車部品の評価業務を担当している千葉 翼さん。厚木支店からの参加です。

採用面接で鳥人間コンテストについて質問されるという人財戦略本部の採用担当も多数参加し、採用候補者へ向けての情報収集を行っていました!

機体は解体 活動は来年へと…

炎天下で猛ダッシュを繰り返し、飛行データを多数集積。今年の機体が役目を終えるときがきました。しかし、この機体で得られたデータや製作途中の知見は、来年以降の大会出場へ向けての貴重な財産となります。
この日に集まれなかったメンバーへの気持ちも込めて、感謝の思いで解体作業を終え、テスト飛行会は終了となりました。

今年の製作活動は一旦終了となりますが、2023年は琵琶湖畔で飛び立つことができるよう、秋には活動が再開されます。また、8月31日に、読売テレビ系列で鳥人間コンテスト 2022の様子が放送される予定ですので、興味のある方は他チームの活躍もぜひご覧ください。

テスト飛行会参加者
テスト飛行会に参加した「Flower’s factory」メンバー

「Flower’s factory」の活動は、今後もWEB社内報や社内掲示板を通じてお知らせしていきますのでお楽しみに♪

OSTech公式チーム「Flower’s factory」事務局では、ご意見やご質問をメールで受け付けています。どんな質問でも結構です。所属拠点と氏名を明記の上、下記までご一報ください。お待ちしております。

メールをくださった方の中から毎月10名にチームステッカーをプレゼントしています!
Flower’s factory(フロワーズ ファクトリー)事務局
E-mail : f-factory@ostechnology.co.jp

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