Career Story
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2021.02.15
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2021.02.15
井口 絵美 (R&D事業部 南関東エリア東京支店)
入社年:2019年
出身:東京都
趣味:ドラマ・映画鑑賞、絵を描くこと
「絵を描いて、人に喜んでもらうのが好き」。そんな想いから美術系の道を歩み、Webデザイナーとしてキャリアをスタートさせた井口絵美。しかし、病魔に襲われ、やむを得ず退職。快復後の再就職先として選んだのがOSTechだった。新たなキャリアチャレンジとしてエンジニアの道を選択した理由、そして入社後に感じたOSTechの魅力などについて、本人に語ってもらった。
私は現在、大手通信キャリア企業の現場で、契約や請求に関するデータの抽出・加工を一部、担当しています。クライアント企業の社員さんたちが新しい料金プランを企画するために「どんな属性のユーザーに、どのプランがいちばん契約されているか、人気があるか」といった傾向を把握し、毎月の契約数の増加・減少の推移を集計しています。全国すべてのデータを集めて、支店ごとにまとめているので、その量は膨大です。
私が担当している業務の中でいちばんデータ量が重いもので言うと、Excelは100万行が限界なのですが、そろそろ90万行に到達している状況のため、Accessへの切り替えの検討がはじまっています。またExcelの他に、SQLやAccessなどのツールを使いわけています。小さなミスが結果を変えてしまいかねないので、「毎日きちんとデータを管理できているか、間違えてないか」神経をつかっています。この現場に来て半年がたち、だいぶこの業務にも慣れてきました。今後もルーティンの業務をこなしながら、しっかり必要なスキルを身につけたいと思っています。
また、今後入ってくるであろう後輩のための手順書などを作成しています。「新人が見やすいようにつくってほしい」と依頼されたので、Webデザイナーだった経験を活かし、見え方やデザインに配慮して手順書作成にあたりました。手順書作成を通じて、最初はあつかいづらかったExcelも、今では強い味方になってくれています。
Webデザイナーになったのは、美術系専門学校の学生として就活していたとき、たまたま縁があってWebデザインの会社に就職できたから。でも実際にやってみると、デザインの種類によって得意・不得意があるなど壁はあったものの、ECデザインの醍醐味もわかってきました。
もともと美術系の道に進んだのも、空想画を描いたり、授業で作った作品を学内で展示すると、それを見た方が笑顔になってくれるのがうれしい、と感じられたことがその理由でした。
仕事は、大手ネットモール内の各店舗サイト制作がおもな仕事で、多くの人に見てもらえるし、使いやすいデザインに工夫すれば、目に見えて店舗売上というカタチで成果が出る。
先輩や同僚から「井口さん、これいいね!」と評価してもらえたり、それまでサイト売上の成績が悪かったお店の売上を増やして喜んでいただけたり。「自分の仕事が役に立つなら、もっとやろう!」とモチベーション高くやれていました。
そんなやりがいがあったWebデザイナーの仕事を、なぜ辞めてしまったのか。ひとことでいえば、身体をこわしてしまったからなんです。重度の眼精疲労で歩くのもつらい状況になり、辞めざるを得なくなってしまって…。その後2年半の間、アルバイトをしながら治療を続けました。そのアルバイト期間中に眼科の名医といわれる先生に出会い、高度な治療を受けたことで、「再就職しよう」というところまでこぎつけることができました。
再就職先を選ぶに際して、いちばん大事にしていたのは、「自分が活躍できる場所があるかどうか」。そのなかでOSTechにたどりついた感じです。IT系の業種に限らず、元々いたWEB業界、建設、自動車など、さまざまな業界にルートがある会社だということ。そして、未経験からでもキャリアアップできる風土に魅力を感じ、事務系職種の現場へ行くことを前提に、入社することになりました。
最初の現場は建設系の企業で、事務員として1年間、勤務しました。軽くですが、学生時代に設計やCADに触れていたので、そんなスキルも活かせたらと期待していたのですが、完全な事務職でした。事務のお仕事をさせていただいたことで、今の自分に役立っているところもあるのですが、ほかにも人間関係に悩んで行きづまってしまって。それを営業さんに話してみたところ、「では、ほかの現場を探そう。そしてPMをめざそうよ」と。PMがプロジェクトマネージャーを意味することすら当時は知らなかったのですが(笑)。私のキャリアや年収について、真剣に考えた上でのアドバイスなのがわかりました。
インフラ分野のPMをめざすのであれば、まずはツールを使えるようにならなくてはいけない。そこで、ツールを駆使できる仕事をさせてもらえる、いまの現場をすすめてもらい、移ってきたという経緯です。その営業さんはもともとデザイナー出身ということもあり、とても話しやすかったです。まわりに恵まれたと感謝しています。
先々の野望は、OSTechでもっと上に上がっていくこと。チームリーダー、グループリーダーと上がっていって、いずれは会社の重要な意思決定ができるような立場になりたいです。人を育てるマネジメント職にも興味があります。
もちろん、上に行くにはまだまだ磨くべきスキルはたくさんあると自覚しています。話す能力も、話を理解する能力も高めなくてはいけないと思いますし、人間として成長する必要もあると感じています。いまは「いい会社とはなにか」と聞かれても、まとまった答えを返せないですが、それを答えられる人間になるためにも、とにかくいま、目の前のことをしっかりがんばっていきたいです。
そうですね、キャリアアドバイザーの存在だと思います。OSTech入社後、最初の現場で、人間関係の問題で悩んでしまったとき、キャリアアドバイザーの方に相談したんです。「上への報告義務がない、守秘義務がある」存在だからこそ、安心してお話しすることができました。面談では、自分の意見を押しつけることなく、「あなたには、こういうよいところがある」とやさしく話してくださって。「なにかあればまた相談したい」と思える存在です。
「こういった役割の方がいるのがOSTechのいいところだな」「現場の社員の声を聞く仕組みが、しっかり機能している会社なんだな」「社員の話を聞いてくれる会社だな」と実感しました。
OSTechは、人間的によい方、尊敬できる方が多いな、と私は感じています。以前、グループリーダーの先輩とお話させていただいた際に、「なぜリーダーをやっているんですか?」と聞いてみたところ、「メンバーのためにやっている」とおっしゃっていて。「こんなことをいえる人がいるんだ!」ととても驚いたのを覚えています。
ほかにも、支店長が現場へ出る前の不安をいろいろ聞いてくださって。支店長といえば、とても偉い方だと思うのですが、私が乏しい語彙力で話すことをちゃんと受けとめてくださり、「理解しよう」という姿勢を見せてくれました。「この方たちのもとでなら、何があっても乗り越えられる」といった安心感を持てたんです。みなさんのまわりにも、そういう存在がいるはず。そうした方たちを頼ることで、もっとがんばれると思います。