Career Story

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2020.08.24

【SS】教え、教えられるヒトのつながりが私を技術者として成長させてくれた

PROFILE

  • 藤澤 祥子(SS事業本部 東日本SS 部 ソリューションセールス2課)
    ◆入社年/2018年
    ◆出身/長野県
    ◆趣味/読書(おもにマンガ)、ゲーム

外資系保険会社で、保険料計算ツールのシステムに携わる藤澤祥子。じつはこのプロジェクトに参加する以前は、カフェ店員のバイトをしており、ITはまったくの素人だったという。そんな彼女がいま、エンジニアとして最前線で働くことができた背景には、彼女独特の「やればできる」のスピリットと、彼女をとりまくサポートの仕組みがあった。その詳細を、藤澤自身に語ってもらった。

保険会社の事業に不可欠なシステムを手がける

いま私は、外資系の保険会社で、保険料の計算に使われるツールの保守・運用・テストなどに携わっています。保険会社の営業さんから、保険加入をすすめられた経験のある方なら、見たことがあるかもしれません。自分が必要とする保障内容などの条件を入力すると、自動的に毎月の保険料が表示されるツールです。お客さまが契約するかどうか判断するのに、欠かせないもの。そのため、「このシステムが動かないと事業をやっていけません」と派遣先の担当者からいわれています。いつも、身がひきしまる思いで取り組んでいます。

この現場で働きはじめて3年目。まだまだ「一人前のエンジニアではない」と自分自身、思っています。でも、ひと通りの知識は身につけることができ、先輩エンジニアのサポートを受けなくても、保守・運用・テストの業務を回せるようになってきました。

じつは、3年前、私はまったくの未経験からアウトソーシングテクノロジー(以下 OSTech)に入社。最初に派遣されたのがこの現場だったんです。それ以前は、パソコンといえば、ネットサーフィンくらいでしか使っていませんでした。そのうえ、保険業界についても、なにも知らない。パソコン用語も保険用語もわからないので、そのすべてについて、「すみません、VBAってなんですか?」「カイヤクヘンレイキンとは?」と聞いて回っているレベル。

そんな状態から、成長できたのは、同じ部署にOSTechのメンバーがいてくれたからこそ。私が所属するチームのリーダー、セクションのリーダーもいらっしゃって、安心して働きはじめることができました。

輝いている友人を見て「手に職をつけたい!」

まったくの未経験者だった私がエンジニアをめざしたきっかけは、24歳のとき。アニメ業界で活躍する友人と話す機会があったんです。その友人のことが、とてもまぶしく見えて…。当時の私は、「この仕事でがんばっていこう!」というものが見つけられずにいましたから。アニメや声優さんが好きだったので、それにかかわる仕事がしたいと思い、音響関連の専門学校に入学。でも、専攻を活かせるところに就職できず、卒業後は、テーマパークのキッチンで2年間アルバイト。その後、カフェの店員のアルバイトに移り、2年目になったころ、友人が“まぶしく見える”経験をして…。

「自分も負けていられない。ちゃんと手に職をつけないといけない」と、転職サービスのサイトを見るようになりました。そこを経由して紹介されたのがOSTechだったんです。そのサービスの担当者さんから「OSTechでは、未経験から活躍している人も多い。藤澤さんにあっていますよ」といわれ、応募しました。

カフェ店員のバイトからエンジニアへ。プライベートでパソコンが好きということもまったくありませんでした。普通なら、そんなチャレンジはムリだと考えるかもしれません。ですが、もともと私は、なにごともやればできると考える性格。確かにハードルは高かったかもしれませんが、「どうしても手に職をつけたい」と思っていました。それに、「できない」と思ってしまったらなにもできませんよね。

そんな意気込みをかってくださったのか、無事、採用面接に合格。アウトソーシングテクノロジーに入社しました。「とりあえずやってみよう!」という精神で、エンジニアへの挑戦がはじまったんです。

コード1行1行に機能の説明を書いてくれた先輩

入社時点では、「私はまだなにもできない」と自覚していました。そのぶん、なにかひとつでも、できるようになるたびにうれしくなりました。たとえば、エクセルのマクロ機能で使われているプログラミング言語、VBAを使えるようになったとき。

マクロのコードのページの開き方や、ざっくりとしたプログラミングの流れを聞いて、すでに職場に用意されてあったVBAのツールを使って、自分なりに改修をはじめてみたら、「あれ? 動くぞ」って(笑)。最初の挑戦で、うまくできたんです。そんな私の様子を、同じ現場にいるOSTechの先輩が、うしろからさりげなく見てくれていたらしく、「うまくできているね」と。そういってもらったとき、とてもうれしかったことをおぼえています。

私が使ったそのツールは、もともとOSTechの先輩がつくったもの。コード一つひとつに「これはこういう機能を果たしている」とていねいな説明が記載されていました。そのため、「これをコピーして、ここにもってくれば、こういうふうに動くはず」ということが想像できたんです。OSTechの先輩がした仕事は、手順書なども含め、あとで使うエンジニアのことを考えてつくられているので、私を含め、みんな大変助かっています。

先輩になってはじめて「教える難しさ」を知る

入社2年目となる2019年、OSTechの新卒社員が私たちの現場に参加してくれて、私がその人の指導役となりました。「そういう役割をまかされるということは、会社から少しは成長していると認められたのかな」と思い、うれしくなりました。

その子は、新人とはいえ理系の大学を卒業し、数学が得意でJavaなどコンピュータ言語の知識も私よりもずっと豊富。ですから、教えられることといったらこのプロジェクトにおける業務の流れくらい。それと、「わからないことがあったとき、〇〇分野なら△△さんが詳しいから聞くといいよ」といったことですかね。

そんななかでも、教え方で工夫しているのは、「まず自分で1回やってみせる」ということ。そのうえで、「まずは私と同じようにやってみて、うまくいかないことやわからないことがあったら聞いてね」というスタンスです。すべて教えてしまうのではなく、相手の自主性を大切にしつつ、ポイントを理解してもらえるように努力しています。

自分で教える立場になって、改めて、その大変さに気づかされました。たとえばなにかを説明しても、こちらの意図が正しく伝わっていなかったり。「ああ、私の伝え方、教え方が悪かったんだな」と反省ばかりしています。それを考えると、「未経験で入った私を教え、育ててくれた先輩たちは本当にすごいなあ」といまさらながら感謝しています。

「その仕事を私に!」といえるようになりたい

いまのところ、私自身、まだ“育ててもらっている”段階。「一人前のエンジニアになった」という意識はまったくなく、まだまだおぼえなければいけないことがたくさんあります。まだ期待にこたえられていない部分が少なくないと思っているので、少しでも期待にこたえられるようにがんばっていきたいです。

私と同じように未経験で入社して、3年目・4年目にすでにリーダー格として仕事をしている人がいます。そんな人の話を聞くと、「私はまだまだだな」と思いますし、できていないことが多いと感じています。

3年目・4年目にすでにリーダー格として活躍している人と、私の差はなんだろう、というと…。ひとつは仕事に対する興味・好奇心の強さの違いでしょうか。活躍している人たちは、「こうやったらどうだろう」「これはこうだったから、こっちでも応用できないか」とつねに考え、仕事の幅を広げていっています。

それにくらべ私は、与えられたことをしっかり理解して遂行しようと思うのですが、その先のことは追求できていない。そこが課題だと思います。「その仕事、私にやらせてください!」という積極性を、もっと出していきたいですね。

編集部が直撃インタビュー! この機会に聞いちゃいました

まったくの未経験からエンジニアの道を歩んでいる藤澤さん。アウトソーシングテクノロジーのサポート体制で、ステップアップの役に立ったものはなんでしょう。

いちばん大きいのはチーム制ですね。自分が派遣された現場に同じOSTechのメンバーがいて、しかもチームリーダーの方もいてくれた。ですから、わからないこと、不安なことがあればすぐにまわりの方に聞ける環境がありました。そこが、とてもいいと思っています。

また、社内チャットでも、気軽になんでも聞いたり、相談できたりします。私のように未経験の人間からの相談って、経験豊富な先輩からしたら、相談自体、まとまりがないように聞こえてしまうと思うんです。でも、チャットだと、いろいろな先輩がさまざまな観点から回答をよせてくださるので、まとまりのない相談でも、なにかしら役に立つヒントがもらえます。

それと、研修制度が充実しているのもありがたいです。エクセルなど初心者向けのさまざまな講座がある。オンラインでも受けられますので参加しやすい。人気講座は、すぐに定員になってしまうのが、問題といえば問題ですね(笑)。

ありがとうございます。では、プライベートについて聞かせてください。休日はどんなふうに過ごしていますか。

私、“超”がつくくらいのインドア派なんです。外に出るのは日用品の買い出しに行くくらいで、あとは家の掃除をして。そのあとはゲームしているか、マンガを読んでいますね。ゲームは『ハースストーン』や『ヒプノシスマイク』、マンガは『ダンジョン飯』がお気に入りです。

魔物を料理して食べてしまうマンガですね(笑)。それでは、アウトソーシングテクノロジーのなかで、改善していきたいことはなんでしょう。

そうですね…。案件マッチングシステムというか、「こういう現場の仕事があるので、興味がある方は応募してください」というプロジェクトの紹介が掲載されていてエンジニアが応募できるシステムがあったら便利ではないでしょうか。逆に「こんな現場で働きたい」というエンジニアのリクエストも受け付けるとか。OSTechは抱えている案件の数が膨大。それをエンジニアが検索しやすくすれば、もっと効率的に派遣先を決められるんじゃないですかね。

なるほど。広報ブランディング室の守備範囲を超えそうですが、会社として考えるべきことかもしれませんね。最後に、若手エンジニアの方へ、メッセージをお願いします。

若手で、しかも私のように未経験からスタートした人だと、壁にぶつかって悩むことが多いと思います。そんなときは、チーム制のよさを活かしてほしい。たとえば、チームリーダーに相談する。たとえリーダーの手にあまる相談だったとして、リーダーから悩みを解決できる人へつなげてもらう手もあります。とにかく、仕事で行き詰まることがあれば、チームリーダー、セクションリーダーをはじめ、まわりの人を頼ってほしいですね。

私のところのチームリーダーは本当に気さくな人。ですから、なんでも気軽に聞けます。まだ50代なのですが、自分のことを「おじいちゃん」っておっしゃるので、便乗して私もそう呼んでいます。仕事を離れても、ゲームを一緒にしてくれる。本当によいおじいちゃんです。あっ、おじいちゃんっていっちゃった(笑)。そんないい人たちが周囲にいて、必ず手を差しのべてくれる。だから、悩みをひとりで抱え込まないでほしいですね。

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