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2020.07.13

【広報ブランディング室長】エンジニアがどれほどカッコいいか、知ってほしい

PROFILE

  • 山根 弘行(新卒採用部部長 兼 広報ブランディング室長)
    ◆入社年:2015年
    ◆出身:大阪府
    ◆趣味:釣り、子どもとのサッカー

アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)ではこのほど、紙版とオンライン版、2種類の社内報をスタートさせた。どちらも企画・制作を担当しているのは広報ブランディング室。今回は、広報ブランディング室とはどんな部署で、どんな想いを込めて社内報を創刊したのか知ってもらおうと、新卒採用部部長 兼 広報ブランディング室長である山根弘行のインタビューを企画。部署のこと、自分自身のことだけでなく、若手エンジニアのみなさん、そして会社への想いを、存分に語ってもらった。

就活時にOSTechがあれば、エンジニアになっていた

まずは山根さんの経歴について教えてください。確か、バリバリの営業パーソンだったんですよね。

はい。求人広告をあつかう広告代理店に新卒で入社して、3年間、営業をやりました。でも、もともと大学では機械工学を専攻していました。

そうなんですね! なぜ、エンジニアの道へ進まなかったんですか。

“スーツを着て、カバンを下げて、ビル街を闊歩する”みたいな、ビジネスパーソンっぽい仕事へのあこがれがありました。でも本当は、成績もふるわず、自信がなかったんです。「エンジニアとしては通用しない」と。就活の際、自らファーストチョイスを捨てたわけです。でも、ホンネをいえばエンジニアとして働きたかった。

もし、就活のときにOSTechという会社があったら、私はエンジニアの道を選んでいたかもしれません。エンジニアの方々と同じ会社で働いているうちに、「エンジニアとしてキャリアを築いていくうえで大事なのは、学ぶ姿勢とコミュニケーション力」だということに気づかされました。開発現場に出て、先輩エンジニアからいろいろ教わりながら経験値を高めていくことで、ステップアップしていく世界なんですね。

OSTechは、成績よりも学ぶ姿勢や人物重視でエンジニアとして採用してもらえる。そして世界レベルの一流企業の現場に常駐し、優秀なエンジニアと一緒に仕事ができる。エンジニアとしてやっていく自信のなかった学生時代の私でも、OSTechであれば、やっていけたはずだ、と。

確かに…。でも、山根さんが就活生だった時代、OSTechはまだ創業されていなかったですもんね。では、広告の営業をしていた山根さんが、どうしてOSTechで働くことになったのでしょう。

営業時代のお客さまのなかの1社が、OSTechの親会社に当たる株式会社アウトソーシングでした。当時の担当者から、「こんど人財採用のための企画を行う部署を新たに設立するので、一緒にやらないか」と誘ってもらい、2007年に入社。入社後は、採用媒体選びや母集団形成のためのキャンペーン企画を考える採用マーケティングの仕事を任されました。

2009年にOSTechの前身である聖翔株式会社が株式会社アウトソーシングのグループに参画。2013年からエンジニアの採用戦略の立案・推進がおもな業務になりました。とくに新卒採用については、スタートからかかわらせてもらい、採用人数が年間10名だったときから、100名になり、300名になり──。現在のようにOSTechグループで2,000名になるまで、責任ある業務を任せてもらえました。

エンジニアの“気持ちのサポート”をする部署

人財採用の責任者から、広報ブランディング室のマネージャーへと就任したいきさつを聞かせてください。

茂手木社長に「やってくれ」といわれたんです(笑)。2019年4月に広報ブランディング室を立ち上げたときから、室長を任せてもらっています。

「晴天のへきれき」というような異動だったんですか…?

うーん、そうでもないですね。採用というのは、OSTechがこれからも成長を続けていくうえでの生命線なので、茂手木社長が自らかかわることが多い分野。ですから、その仕事に携わっていた私は、必然的に社長と直接、コミュニケーションをはかる機会が多かった。おかげで、社長が「広報部門をつくらなければ」と考えていることは伝わってきていました。そして私自身、「必要だよな」と思っていましたから。

なぜ、広報が必要なのでしょう。

OSTechは、会社の規模や社員数も業界上位なのに知名度が高くない。知名度が低いと、人財採用の面でも、社会への影響力の面でも、不利になります。ですから、外に向けてパブリッシングし、OSTechという会社を世の中に認知してもらう必要があります。

もうひとつ、社長や経営陣が考えるビジョンや想いを社内に伝えていきたい。とくにOSTechの場合、お客さま先で働いているエンジニアが多い。日常から同じオフィスで同じ仲間と働くわけではないので、OSTechのことを「わが社」と思う感覚をもちにくい面があります。ですから、「この会社でがんばっていこう」「ここが自分の会社なんだ」と思ってもらうために、経営陣の考えや会社の今を伝え続ける必要があるのです。

社内への情報発信を通じて、社員のみなさんに自社のことをよく知ってもらうことも、広報ブランディング室のミッションのひとつなんですね。

その通りです。OSTechは、KENスクールなどがあり、エンジニアの技術力を高めるためのサポートはかなり充実している会社だと思います。でも、「この会社のことが好きだ。ずっと働いていたい」と思ってもらえるような“気持ちのサポート”が足りていない。私自身、そう感じていたので、その部分も広報ブランディング室で担っていこうと考えました。

よくわかりました。具体的には、広報ブランディング室では、どんな仕事をしているんですか。

プレスリリースの発信、社内報の企画・制作、eスポーツサークルなどのコミニティー企画と運営など、多岐にわたります。新事業が立ち上がるとき、事業のネーミングやコンセプトを、事業部門のメンバーと一緒になって企画するのも業務のひとつ。一例をあげれば、2年前、エンジニアをサポートする事務系の仕事を担うオフィス派遣事業部を立ち上げました。私たちはこの事業に『プロデスク』というブランドネームをつけ、事業の意義や目的、携わるメンバーの仕事のやりがいをしっかりと定義し、社内外に発信し、浸透させる仕事をしています。今年の4月に新社会人に向けた「会えなくても、一生同期だ」の新聞広告や動画の制作も私たちの企画になります。

参考サイト https://www.ostechnology.co.jp/information/press/2020/0401_1/

どんなメンバーが在籍していますか。

メンバーは現在、12名。クリエイター系のスキルをもつ人が多いですね。アートディレクションやWebデザイナー、ライティング、各種調査、採用マーケターなど、それぞれの専門性をもち、一芸にひいでている。世の中の動きに敏感で、つねにインプットを心がける人たちです。それだけに個性的ですね。今日も、Tシャツで働いている人がいます(笑)。自由な発想やクリエイティブな仕事には、きっちりとした服装が邪魔になる部分もある。だからカジュアルな服装でOK。私もいまでは、できるだけ彼らのファッションにあわせるようにしています(笑)。

紙の社内報は家族や知人に見せてあげて

このほど、紙版とオンライン版の社内報を創刊しました。改めて、ねらいを聞かせてください。

エンジニアにフォーカスを当てて紹介することです。OSTechには約1万名の従業員がいるのに、私自身が知っているエンジニアは100人もいない。これって、OSTechだけの問題ではない。世の中全体を見わたしても、エンジニアにスポットライトをあて、エンジニアのカッコよさが伝わる媒体ってあまりないと思うんです。私が出会ってきたエンジニアの人たちは圧倒的にカッコいい人たちが多いのに。

ですから、社内報を通じて、エンジニアをクールにカッコよく見せたい。そのため、オンライン版だけでなく、紙版も発行しました。タブロイド判という、大きめのサイズなので、小さな画面ではおさめられないデザイン・表現が可能。それを活かし、ビジュアルも含めて、ハイセンスにエンジニアを紹介するというのがコンセプトになっています。

紙版であれば、もち帰って家族や知人に手渡すこともできます。「こんなスゴイ人たちと仕事をしているんだよ」「こんな会社なんだよ」と、誇らしく語ってほしい。なにより、エンジニアのみなさん自身に、みなさんがどれだけカッコいいか、知ってほしいと思います。

(紙の社内報が欲しい方はpublicitybranding@ostechnology.jpまでご連絡ください)

「多様な働き方ができるように」が経営方針

社内報には、経営陣のメッセージを社員のみなさんに届ける役割もありますよね。

はい。茂手木社長は、ほかの会社の経営者と比べて、現場のエンジニアとひんぱんにコミュニケーションをとっているほうだと思いますが、OSTechの従業員数はなにしろ約1万名。どうしても「社長の考えていることをもっと知りたい」という声が、現場のエンジニアから出てきます。ですから、社内報を通じて、メッセージを届けたいんです。

「経営陣の考えのなかで、現場のエンジニアが知っておいたほうがいいけれど、あまり伝わっていないもの」をあげるとしたら、なにがありますか。

たとえば「エンジニア一人ひとりのキャリアの多様性を受け入れられる会社になりたい」ですね。これは茂手木社長がつねづねいっていることのひとつ。

いま、働き方改革が叫ばれ、正社員は残業することがむずかしくなってきています。昔は時間にしばられず、とことん仕事に取り組むことができた。しかし、いまの時代はそういうことができなくなってきています。「プライベートを大切にしたい」という人のニーズにこたえられるようになったのはいいことですが、「もっと働きたい」というニーズにはこたえられなくなっているんです。

確かに、そうですね。OSTechとして、どんな対応が考えられるのでしょう。

たとえば、OSTechが携わるプロジェクトに、エンジニアがフリーランスとして参加できるようにする。そうすれば、労働時間に制約されずに働ける。たとえば「2つのプロジェクトに同時に参加し、一方のプロジェクトでは正社員として働き、もう一方ではフリーランスとして働く」という、“社内副業”のような形態もアリにする。そうすれば、社員としての安定性と、労働時間にしばられることなくスキルアップや高収入をねらうことの、いいとこ取りもできます。

こうした方向性を経営陣が考えていることを、エンジニアのみなさんに知っておいてほしい。そして、チャンスが来たときにすぐに対応できるようにしておいてほしいですね。

エンジニアどうしの「つながり」をつくりたい

今後、社内報ではどんな情報発信をしていきますか。

引き続き、エンジニアのカッコよさを伝えていきたい。「自分のまわりにこんなスゴいエンジニアがいる。ぜひ、社内報で取り上げて!」なんて、“タレコミ”も大歓迎ですよ(笑)。また、先輩たちの姿を見て、「こんなエンジニアになりたい」と若手エンジニアに思ってもらい、誌面だけでなく、そのあこがれの先輩と実際に会って話す機会を、今後つくっていきたいと考えています。

また、eスポーツサークルをはじめ、「この会社に入るとこんなコミュニティがあって、仕事以外でもこんな楽しみがある、遊べる場がこんなにあるよ」ということも伝えていきたい。従業員1万人が一堂に会するイベントは物理的に難しいでしょうから、インターネットも活用しながら知らないエンジニアどうしがつながれる機会をつくっていきたいですね。

最後に、広報ブランディング室として、今後、どんなビジョンを描いているのか、教えてください。

現在、OSTechには、グループ会社も含めると約1万8,000名の従業員がいます。5年後ぐらいには、3万名ぐらいにはなっているはず。日本のITエンジニア数はおよそ109万人といわれていますから、すでに1%ぐらいにはなっています。将来的には「日本のITエンジニアの1割はOSTechで働いている」という状況にしていきたい。そうなれば、業界でナンバーワンとなるだけでなく、世界レベルで影響力をもつ会社になるでしょう。

そういう未来像の実現に、いちばん貢献できるのが広報ブランディング室だと自負しています。5年後、10年後、OSTechのことを日本中の人が知っていて、「OSTechっていいよね」「ワクワクする会社だよね」「OSTechで働いているなんてうらやましい」という声がいたるところで聞かれる時代が来る。そのイメージを、いま働いている一人ひとりのエンジニアに浸透させていきたい。そして、自分がいま携わっている仕事と、自分が所属している会社のことを、誇りをもって語れるようにしたいですね。