Career Story

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2020.06.22

【R&D】イノベーションを起こす仕事をしたい。その夢を技術者派遣でかなえる

PROFILE

  • 中野 弥克(R&D事業本部 大阪支店)
    ◆入社年:2014年
    ◆出身:長崎県
    ◆趣味:お酒、料理

「エジソンが蓄音機や電灯を発明したように、自分も世の中を大きく変えるような、イノベーションを起こす仕事をしたい」──。中野弥克はいま、幼いころからの夢を、アウトソーシングテクノロジー(以下 OSTech)でかなえようとしている。イノベーションを起こす企業がどこなのか、なかなかわからない。ならば、「イノベーションを起こしそうな企業」に入るよりも、「イノベーションを起こす企業を支援する」企業で働いたほうが、夢の実現への近道。そう熱く語る中野のキャリア・ヒストリーに迫ってみた。(この記事は2020年2月22日の取材をもとに制作しました)

スマホ製造に不可欠な光学計測機器に携わる

現在、私が派遣されているのは、かなり有名なメーカーさん。光学製品をあつかう部門にいます。OSTechからエンジニアを派遣した実績がこれまでなかった会社なので、私が第1号になります。現場で使われている3D CADソフトを使っていた経験があったことから、私に白羽の矢を立てていただいたようです。もっとも、光学製品自体は未経験で、むしろ少し苦手意識があるくらいの分野。しかし、だからこそ「やりがいあり、おもしろいのではないか」と思えた。それで、このプロジェクトの打診が来たとき、応じることにしました。

以来4年間、光学計測機器の設計・開発業務を中心に、試作品の組み立てや試験の実施、その評価にいたるまで、一連の業務を担当しています。光で瞬時に計測し、対象物のほんの小さな傷や凹み、欠損などを検知できるので、工場の製造ラインのなかに組み込まれ、検査に使われることが多い。一般の方にわかりやすいところでいえば、スマホのなかに入っている基盤や部材などの検査にも使われています。

光学製品は目に見えない領域で、高い精度を追求するもの。設計・開発の工程には神経をつかいますね。そのぶん、無事に製品が完成し、ユーザーさんに届けられた瞬間は達成感が大きいです。開発した製品の販売第1号が出るまでは、「本当に売れるのかな」と不安ばかり。だからこそ、営業さんから「あの工場で導入されることになりましたよ」という第一報が届いたときには、心からホッとします。販売実績はユーザーさんが、私たちの努力の結晶に対して価値を感じてくれた証明でもありますから。

ときには、ユーザーさんから直接、感想やフィードバックをもらうこともあります。「とても役に立っています」という声もあれば、「ここがもっと使いやすくならないか」という声もあります。いずれにせよ、「自分のつくったものが、誰かの手元に届いているんだな」「少しでも役に立つものをつくれたんだな」と感じられる。その瞬間が、この仕事をしていて、いちばんうれしいです。

発明家にあこがれ、プラスチック製品メーカーへ

「ものづくり」に携わる道を意識したのは、小学生のころです。エジソン、アインシュタイン、ガリレオ・ガリレイなど、ゼロから新たな発明・発見をした人物の伝記を夢中で読んで、憧れました。卒業文集に「将来、発明家になりたい」と書いていたほどです。モノづくりの仕事に携わろうと、大学では機械工学を専攻。卒業後はプラスチック製品の設計・開発を行うメーカーへ入社しました。シャンプー容器のポンプやスプレー容器の噴射口など、一般の人々が手にもって使う、身近なモノを開発できることが魅力だったんです。

しかし、入社して3年目に入ったころ、「このままでいいのか」という気持ちが芽生えてきました。私が携わっていた製品は汎用的なもので、ある程度、最適なカタチが定まっている。だから、画期的なイノベーションが起きることは考えにくい、「ここから先は、決まったカタチのモノをつくり続け、その精度をひたすら突きつめていくだけなのか」──。そう思ったとき、幼いころからのイノベーションへの夢を見失いかけている自分に気づきました。

入社を決める前に派遣先を見学させてもらえた

そこで転職活動を開始。そのなかで出会ったのがOSTechでした。当初は「さまざまなメーカーの案件をもっているので、いろんな経験ができそうだ」と思った反面、「派遣」という働き方に不安もありました。正直にいえば、安定して働けないような気がしていたんです。

でも、よくよく考えて、私のように「イノベーションを起こす仕事をしてみたい」という志向のエンジニアにとって、アウトソーシングテクノロジーは最適なのではないかと思いました。「イノベーションを起こす企業で働く」といっても、どこに入社すればその夢がかなうのか、なかなかわかりません。OSTechのように「イノベーションを起こす企業を支援する」会社で働くほうが、夢がかなうチャンスが多い。

それに、イノベーションの多くは、異分野の知識を融合させることで生まれています。ひとつの会社にずっといて、ひとつの分野を突きつめるよりも、技術者派遣でたくさんの現場を経験し、複数の分野の知識をたくわえたほうが、イノベーションを起こす可能性が高まるはずです。考えれば考えるほど、技術者派遣という働き方に、そしてOSTechという会社に、グッと気持ちがかたむいていきました。

決め手になったのは、OSTechの採用担当の方が、とても親身になってくれたこと。私のキャリアプランや夢を詳しく聞いてくれたうえで、「ウチに入ったら、中野さんが最初に働く職場として、うってつけのところがありますよ」と。それが、大型空調機メーカーでした。そこの工場の見学までさせてもらえた。まだ入社するかどうか決めていない私に対して、そこまでしてくれたのが、うれしかったですね。それに、前職が手にもてるような小さな製品をあつかっていたので、身体よりも大きなサイズのモノを手がけるのはおもしろそうだな、と。そのメーカーさんのプロジェクトに参加する前提で、入社を決めました。

他人が描いた図面の問題点を指摘できるまでに成長

その空調機メーカーを含めて、入社してから2社の派遣先を経験。結果、ここ1年くらいで、エンジニアとしての自分の力量が急にグッと上がった実感があります。ほかのエンジニアが描いた図面に対して、「ここはまずくない?」「もっとこうしたほうがいいのでは?」といった指摘ができるようになってきたからです。

設計や開発のスキルは、一つひとつの製品開発を手がけていった積み重ねのなかで習得するしかない。じっくりと熟成されていくものなんです。その熟成期間を、自分はクリアしたのかな、と。わからないことはまだまだたくさんあるものの、「ただつくる」という段階からひとつ上がり、「自分のアタマで考えながら取り組めるようになってきたのかな」と感じています。

キャリアの最終目標は、なにか画期的な製品をつくる設計・開発に携わること。小学生のときから、根本は変わっていないですね(笑)。iPhoneが世の中に出たときのように、人々の生活が一変するような、そんなモノづくりにかかわりたいです。いまでも、人々の手元に届く製品づくりにかかわれていることに十分な感動がありますが、「自分のつくったモノが、人々の生活をより便利にできた」という手ごたえは、もうひとつ上のステージにあるやりがいだと思うんです。そういったモノをつくれるチームの一員になれたら絶対に楽しいでしょうし、目の前にそういうチャンスが転がってきたら、逃さないようにしなくてはと思っています。

編集部が直撃インタビュー! この機会に聞いちゃいました

中野さんがエンジニアとして成長するうえで、「OSTechに転職してよかった!」と思えたことは、なにかありますか。

はい。先輩たちの存在ですね。前職は若手社員が少ない会社だったので、同世代や少し上の先輩が非常に少なく、しかもプラスチック成型というひとつの分野のエンジニアしかいない。だから、刺激を受けることがあまりなかったんです。でも、OSTechは自分と同年代や、少し上のメンバーが多数いる。しかも、みなさん、さまざまな現場を経験しているので、多種多様な知見をもっている。「ホントにモノ知りな人が多いなあ」と感じますね。

そういう多様な知見をもつ人の話を聞くことで、「自分に足りないものはなにか」に気づける。そのことが自分の成長をあと押ししてくれました。OSTechに入社して3~4年目ぐらいに、飛躍的といえるような勢いで成長できたんですよ。

どんな先輩からの学びが、どんな成長につながったのでしょう。

たとえば、大阪支店にいる、私より2〜3歳上の先輩。学んだのはプレゼンテーション能力です。先輩はプレゼンが非常に上手で、その能力をかわれ、派遣先で数千万円単位の予算を動かす権限を与えられているとか。以前から「プレゼン力を磨きたい」と思っていたので、その先輩の話し方を参考にさせてもらった。すると、派遣先での私への評価が大きく違ってきたんです。

「説得力のある人間だ」と評価していただいたようで、裁量の大きな仕事をまかせてもらえるように。そうなると、仕事から学べるものが多くなり、よりエンジニアとしての成長につながっていきました。ほかにも、ホントに多くの先輩から学ばせていただいています。

社内での人脈づくりに積極的に取り組んでいるんですね。

そうですね。ヒトと話すのが好きなので。社外でも同じで、プライベートでは、わりと好奇心のままに動き回っています。最近はよくクラフトビールバーに行っています。そこで知り合った人のとの会話から、新しい気づきを得られることもしばしば。お酒のノリであるイベントの運営に参加することになり、さらに人脈が広がったこともあります。

楽しそうですね! では、休みの日のぜいたくはお酒ですね?

はい。あと、料理も好きなんです。外でおいしい料理を見つけると、家でもよくためしています。故郷である長崎県・五島列島の『五島うどん』を使った釜玉うどんは、振る舞った人たちに必ず「うまい!」といってもらえる、私の十八番メニューです。

ぜひ、食べさせてください(笑)。それでは、OSTechのなかで、よりよく改善していきたいところを教えてください。

そうですね…。社内の横のつながりが希薄な気がしていて、それはけっこう、おおきめな課題なのではないでしょうか。OSTechから1名だけが派遣されている現場も少なくないですよね。私自身、今の現場は最初のころひとりでしたので、さびしい思いをしていました。同じように感じている人も多いと思うんです。なにがしか社員どうしの横のつながりを築ける機会をつくる必要があると思います。バーベキュー大会でも飲み会でもいいし、同期入社組で定期的に研修を実施するとか。

なるほど、ほかのメンバーがどんなことをやっているか、Web社内報などを通して発信するだけでも、さびしさの解消に役立てるかもしれません。それでは最後に、若手のエンジニアに対して、メッセージをお願いします。

OSTechで働くメリットは、いろんなことに挑戦できる環境があること。自分にあう案件は必ずある。その選択肢の多さは強みです。とはいえ、「自分はなにがしたいのか」という将来設計を考えていないと、そもそも「自分にあう案件がなにか」がわからないですよね。だから、もっと自分のことを本気で考えてほしいと思います。将来設計さえあれば、それを実現できる環境が、こんなに用意されている会社はないと思いますから。

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