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2022.12.05
【広報ブランディング室】 “エンジニアのカッコよさ”を伝える、 OSTechの社内報が表彰されました!
2022年10月12日、「社内報アワード2022」(主催:ウィズワークス株式会社)の表彰式が行われた。全国223社の社内報の中から、アウトソーシングテクノロジーのWEB社内報『OSTech ONLINE MAGAZINE』と、タブロイド判社内報『OSTech MAGAZINE』が、“ブロンズ賞”を受賞。名だたるメーカーや流通大手など、そうそうたる企業の社内報と同等に評価された。今回は、社内報制作に携わっている広報ブランディング室の佐野容子、後藤タカユキ、はやしまさき、齊藤仁子による座談会を企画。受賞理由や今後の編集方針などについて、語り合ってもらった。
PROFILE
佐野 容子(広報ブランディング室)
◆趣味:間取り図を見る、読書(最近「三体」を読み始めました)、猫
後藤 タカユキ(広報ブランディング室)
◆趣味:読書、ゲーム、アウトドア
はやし まさき(広報ブランディング室)
◆趣味:ゲーム、漫画
齊藤 仁子(広報ブランディング室)
◆趣味:火山や地質研究旅行、日本史、日本酒
プライベートも含めて人物の魅力を多面的に伝える
最初に、自己紹介をかねて、社内報の制作・運営をする中で、皆さんがどのような役割を果たしているのか、教えてください。
齊藤
佐野さんがWEB社内報を担当し、はやしさんと後藤さんがタブロイド判の紙媒体を担当していて。そして、私は両方を担当。どちらも、登場してもらう方の人選と取材対応が主な仕事です。
佐野
私は、WEB社内報について、齊藤さんと一緒に人選や取材対応に携わると同時に、読者の閲読状況の調査、掲載記事の企画立案、それにサイトのデザインや構成についても意見を出していますね。
はやし
そういえば、以前、WEB社内報のサイトをワンカラムレイアウトにしたのは、佐野さんの提案だったよね。
(注:ワンカラムレイアウト…サイドバーのないレイアウトのこと)
佐野
そうそう。「PC画面を見慣れていない読者に読みやすいように」と考えて。
後藤
スマホで見る人も多いですもんね。記事の企画で意識していることはありますか?
佐野
いろいろな属性のメンバーに役立つ情報の充実を図ることでしょうか。例えば、キャリアアップで転職された方はもちろん、文系出身の新卒社員や異業種からの転職者の働き方を紹介したり。
齊藤
未経験者が知りたいのは、まさに“そこ”ですよね! 私のこだわりは、タイムリーな話題にフォーカスすること。
佐野
例えば、どんな話題?
齊藤
今であれば、半導体に関する仕事の需要が高いので、そうした現場で活躍しているエンジニアさんを取り上げています。
はやし
なるほど。
齊藤
それに、仕事だけではなくプライベートの素顔も伝えることで、多面的な魅力を引き出すように努めていますね。
はやし
それに加えて、タブロイド判の社内報では、「エンジニアをカッコよく見せる」ことを意識していて。
後藤
「社内報には見えない」と言われることが多くて、そこは狙い通りですよね!
はやし
特に大事なのは写真。例えば、ライティングを工夫するなどして、ファッション誌のようなテイストを出そうと努力しています。
後藤
私もはやしさんと一緒に、タブロイド判の社内報を担当していて、役割はマネジメントが中心。外部のデザイン会社さんやライターさんも含めて、制作に関わる全ての人たちに、タブロイド判社内報の目的を共有しています。
佐野
共有する際のポイントは、どんなことですか?
後藤
コンセプトですね。「大判の紙媒体であることの特性を活かして、大判の写真を使ってエンジニアさんをカッコよく演出する」「家に持ち帰って家族に見せ、仕事場での自分のことをわかってもらう」といったこと。
“社内報らしくない”ことが高評価に
そうしたみなさんのこだわりが評価されて、「社内報アワード2022」のブロンズ賞を受賞した訳ですね。
佐野
はい。広報ブランディング室宛に届いた受賞通知の封書を、「何だろう?」と思いながら、開封しました。中から賞状が出てきて、うれし過ぎて。すぐメンバー全員にチャットで伝えましたね。
齊藤
しかも、WEB社内報とタブロイド判社内報の両方! どちらも受賞していて。WEB社内報は、「OSTechで働くことの魅力を社員のみなさんが発見する、“気づき”の場になっている」と評価いただきました。
佐野
Web版は、文字数の制約がありませんから。業務内容の紹介に留まらず、キャリアヒストリーやプライベートの過ごし方まで、多面的に伝えることで、充実した内容になっていますね。
齊藤
ほかにも、発展性・可能性への期待も評価されていましたよね。社内報ではあるものの、サイトで一般公開しているので、OSTechに関心を持つ就活生やステークホルダーの方々にも読んでいただいているから。
佐野
人事制度や資格取得支援の仕組みを解説する記事を掲載したり、OSTechという会社を知るための良いツールになっている、その点も評価に繋がったのかなと感じます。
はやし
タブロイド判の方は、写真をふんだんに使い、紙面を“見て楽しめる”ように工夫した点を評価していただきました。タブロイド紙のサイズにすることで、インパクトある冊子になっているかと思います。
後藤
その上、躍動感がある構図や、雰囲気のあるロケーションなど、かなり凝りましたよね。
はやし
そうそう。私としては、こうした斬新で思い切った取り組みを「もっと社内の人に知ってほしい!」という想いがありました。齊藤さんから「社内報アワード」のことを聞いたとき、それなら「受賞すれば、社内のみなさんに知ってもらえるチャンスになる」と考えて。
佐野
それで、はやしさんから「応募しましょう!」と、メンバーに呼び掛けてくれたのですよね。よく覚えています。
後藤
タブロイド判社内報については、審査委員からは、体裁の評価だけでなく、「社員紹介に絞っている、1点集中の構成がユニーク」という意見が出ていましたね。「社内報」の既成概念を打ち破るという狙いが、その点でも評価に繋がってうれしかった。
齊藤
WEB社内報とタブロイド判のどちらも、これまで目指してきたことが評価されたので、メンバー全員の士気が上がりましたね。
おめでとうございます! では続いて、社内報を制作・運営している中で出会った、印象深いエピソードをシェアしてください。
佐野
大阪拠点のエンジニアさんを取材したとき、とても表情が硬くて。でも、緊張していることをカメラマンさんが察して、場が和むような会話を交わしてくれたので、とても良い写真が撮影できました。
はやし
確かに、撮影で緊張してしまうことは、結構ありますよね。
佐野
文章で伝えることはもちろんですけど、写真が与える印象は大きいでしょう。取材を受ける方が自然体でいられる場をつくることの重要性を改めて実感しました。
はやし
“エンジニアのカッコよさ”を伝える社内報の取材によって、エンジニアさんに「自分に自信を持ってもらう」機会を提供できているのだとしたら、とてもうれしいですね。
後藤
取材の中で、「社内報、読んでいます! 自分と同じように、未経験からエンジニアを始めた方が、どのように成長しているのか知りたい」と話していた方がいました。
齊藤
未経験から始める人にとっては、少し未来にいる自分自身としてとらえてもらっているといいですね。
後藤
さまざまな現場を経験でき、スキルアップ支援の仕組みも整っているOSTechは、エンジニアが成長できる最適な場だと思います。社内報を通して、それを上手く活用して成長しているエンジニアさんをもっと取り上げていきたいですね。
齊藤
確かに、スキルが高く、人格的にも尊敬できるような、すばらしいエンジニアさんとたくさん出会えます。そして、これまで100名以上のエンジニアさんに取材させていただいていますが、まだまだ取材対象者がつきない。
佐野
そうですね。まだまだいろいろな方から紹介いただいていますもんね。
齊藤
2万名を超えるエンジニアが所属するグループなので、これからもたくさんの素敵な方に出会えると思ってワクワクします。同じ分野で似たようなキャリアを歩んで来られても、大切にしているものや、経験、出会った人、好きなもの、嫌いなもの、将来の夢は人それぞれ。所属や技術だけでなく、そういった人間的な部分で紹介していきたい。いろいろなカラーを持った人間の集団がOSTechなんだってことを伝えていきたいですね。
どんな記事を読みたいか、意見をください!
今後、社内報をどのように進化させていきますか。最後に、抱負を聞かせてください。
佐野
「OSTechのメンバーに寄り添い、皆さんの活躍にスポットライトを当てて、モチベーションアップや自己成長を支援する」という方針はブレずに続けていきます!
齊藤
そういえば、WEB社内報については、採用部門の方から「もっと求職者向けのメディアにできないか」という要望が出ていましたよね。
佐野
そうですね。でも、採用に貢献できればそれはうれしいことですが、あくまでも社内報として「社内のメンバーのみなさんが読みたい記事」を掲載していきます。
齊藤
そのためにも、どのような記事を読みたいか、みなさんからぜひともご意見をいただきたいです。できるだけ、その声を反映していきますから。
はやし
タブロイド判の社内報は、今は発行頻度が年に1回。これを、年に2~3回ぐらい発行できるように、とにかくエンジニアのカッコよさにこだわり、OSTechのエンジニアのみなさんが、友人や家族の方から「いい会社に勤めているね」と言ってもらえるようにしたいと思っています。
後藤
タブロイド判の社内報は、もっと存在を知ってもらうことが必要だと考えています。コロナの影響で配布が行き届かなかったりして、まだ十分に周知できていない面も。まずは手に取ってもらうことが最優先事項です。
はやし
同感。「社内報アワード」でほかの大企業の社内報と並ぶ評価を得たことを機会に、興味を持ってもらえればうれしいですよね。
齊藤
OSTechは全国に拠点があるので、地域ごとの現場の特色を出していきたいと思っています。社内報は2020年からスタートしたのですが、コロナの影響を受けて取材範囲が限定されてしまっていたので。
佐野
そうそう、だいぶ足踏みした感がありますよね。
齊藤
コロナが落ち着いてきたら、取材エリアを拡大していくつもりでいます。みなさんの現場に行くこともあると思いますので、ぜひ、ご協力をお願いします!